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ゆるみのための力み #スロー・フロー・ブログ

整体師の友人が、筋弛緩作用というものを教えてくれました。

施術するお客さんの身体がこわばっている場合、いきなりリラックスしてください!というのではなく、あえて一度身体に力を入れてもらう

それから、ふーっと息を吐いてもらうことでより身体から無理な力を抜く作用のことをいうのだそうです。

僕が今日体験したことは、まさにそれでした。

焦る自分も、自分の一部。

僕は二週間ほど前、ご縁があり九州にやってきました。

三年前に知り合った方に呼んでもらったことがきっかけだったのですが、こちらに来てやることはほぼ決まっていないけれど、行けば必要なことがやってくるという毎度の精神でここにやってきたのですが、なかなか暮らしが定まらない日々が続いていたのです(なんなら、今もその最中にいます)。

住む場所は仮住まいで、関東で作ってきた写真の仕事も一度リセット。
もちろん、多少なりとも積み上げた技術は消えないし、撮影した写真たちは手元にあるので、ゼロからではありませんが、また一から作り直すところにエネルギーを使っています。

早く暮らしの拠点を見つけなきゃ、仕事を作らなきゃ、という焦りの気持ちは常にありましたし、今もないわけではありません。

きっとなんとかなると信じて待つことも大切だけど、そのときできることを行動に移すことも、この現実で生きる上ではとっても大切だと思っています。

いずれは、自分のことも世界のことも完全信頼して、老子の言う無為自然(一切の作為を手放し自然のままに生きること)ができればいいかもしれませんが、僕にはまだまだ煩悩も欲も意思もあります。
それを無理に抑えようとしなくても、湧いてくる分は応えてあげればいいんじゃないかと思っています。
抑えるとかえってその負のエネルギーが滞ってなんだか身体に悪そうな気もします。 

ゆっくり、スローペース、ていねいさ、自分のリズムに耳を澄ませることを大切にしている僕も、焦るし、急ぐことが多々あります(笑)
だからこそ、大切にしたいことが分かるし、表現できているのだろうと思います。
最初からできていたらわざわざそれを大切にしようとも思わないし、人に伝えることもできないでしょう。

焦る自分も、大切な自分の一部として受け入れています。

ふっとゆるまったときに起きること。

とにかくできることをやった、もがけるだけもがいた。
そんな数日間でした。

今までだったらできなかったのですが、今疲れていて、今日はブルーな気持ちだったんだよねとある人に吐露してみました。

すると、温泉にでも行ったら?

結構気を張って、いろんなことを切り詰めていたこともあって、自分をゆるめてあげられてなかったなぁと思い、温泉に行ってきたんです。
そしたら、奇跡に近いことが起きたんです。

今日は遅い時間なので、続きはまた明日お話ししたいと思います。
おやすみなさい!

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