心に旅をさせてみる #スロー・フロー・ブログ
「10年もしたら、自ずと答えは出ていく。」
日常生活の8割くらいおちゃらけている父ちゃんが、家族でこれからのことについて話していたときの言葉です。
最近、妙にこの言葉が心に浮かぶのです。
そう、僕は気負い、焦りすぎていたのかもしれません。
少し立ち戻って気持ちを拾う。
これから新しい地で、新しい生活、新しい活動を始める中でどうしても気持ちがはやるときがある。
そこにはワクワクも伴うけれど、未知のことを恐れる気持ちもあります。
でも、やるしかないんだよ!と自分に言い聞かせて、その恐れをないものとしてみなし始めた瞬間、心はバランスを崩し始めます。
そのバランスを整えるために、恐れを感じさせてくれる出来事が起きたり、誰かの言葉が引っかかったりするのでしょう。
心の声を無視し続けると、病気や事故が起きたりするという話もあります。
ほんとうの声に耳を澄ませてもらうために、神さまが仕組んだものなのかもしれません。
心に旅をさせてみる。
「人生は今しかない、だから今を生きよう。」そんな言葉があります。
だけど、今は過去から見た未来でもあるし、未来から見た過去でもあります。
今の自分がわからなくなったら、心を遠くに旅させてみることをおすすめします。
たとえば、僕の父ちゃんがポロッとつぶやいた10年後に時間旅行してみましょう。
10年後は、2034年。
僕は39歳になる歳です。
少し年老いた自分を想像すると、なんだか生きているだけで充分だなって実感が湧いてきます。
そのころには、いろんなことを乗り越えて、くぐり抜けて、転んでもきっと僕なら前を向いている。
今よりもいろんなことに気づいているだろうし、もっとたくさんの人を喜ばせられるようになっているでしょう。
でも、何ができているかよりも、ただ一生懸命生きているそのことが愛おしくなります。
今を生きるために、心を行ったり来たりさせてみる。
そんな遊びを思いついたので、シェアしてみました。
北野武さんの言葉で結びます!
noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。