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写真好きがフォトグラファーとしてご飯が食べられるようになるまでの全記録|12日目

昨日とは打って変わって、今日はほとんど人と話さない日でした。

うすうす気づいていたのですが、僕は朝方でも昼型でも夜型でもなく、夕型人間のようです。

日が沈み出すころになってやっと出かけたくなる。

この時期だとすぐに暗くなって、寒くなって不都合なことも多いのですが(笑)

カメラをもつと意識的にどんな場所を撮りたいかを自分に問うようになります。

あるときは自然を撮りたいとか、あるときは雑多な人並みを撮りたいとかその都度あるのですが、今日はその声が聴こえませんでした。

夕方になったというのに、これでは一日中こもりっきりで写真を撮るネタがありません。

性に合っていないけれど、子どもを学校に行かせるみたいに「今日は自転車を修理に出そうと思っていたんでしょ、ほら、外に行こう!」と無理やり理由をつくって自分を外に追い出しました。

自転車を修理に出す間、吸い込まれるように入るのは本屋さん(僕は、別に本をたくさん読む人ではないのだけれど本のある空間が好きなのです。)

そして、たいてい気づいたらスピリチュアル本コーナーか写真本コーナーにたっています(宇宙人とか都市伝説とか、不思議な話が大好物なのです👽)。

今日は写真本コーナーでした。
表紙のデザインが気になり手に取った雑誌がすごくよかったのです。

20代の写真家、フォトグラファーをたくさん紹介していたのですが、中でもこの人の写真や生き方に目が留まりました。

写真も何枚か載っていたのですが、とてもいいのです。

日本で暮らしていたら誰もが目にするような家の中とか食器や洗濯物の写真なのに、なぜか心を掴まれる感じです。

プロフィールを見てみると、旅、暮らし、アドレスホッパー、ドキュメンタリーなど、僕にとって馴染みのある言葉たちが並んでいました。

同じ20代で写真を生業にしている人たちがいると、とても刺激を受けるし、心強さも感じます。

hana yamashita
2000年生まれ。熊本県出身。2019年 大阪大学法学部国際公共政策学科入学。2020年より写真家として活動することを志し、独学で写真を学び、作品制作を開始。2021年に大学を休学。アドレスホッパーとして日本中を旅し、「旅と日常と孤独」をテーマに地域密着型のドキュメンタリーを制作。2022年よりヨーロッパや東南アジアへ出向き暮らしを作ることを含めた制作をする。

hana yamashita.comより

hana yamashitaさんのことを紹介しているページに見えるものを撮ればいい」という言葉がありました。

何かまた、自分がとらわれていたものに気づけた気がしました。

そうか、被写体はなにも家の外にしかないわけじゃない。
家の中でもええやんか。

そんな当たり前のことに気づいたのです。
サッカー選手になりたい子どもが芝生のグラウンドがないとサッカーの練習はできない!といっていれば、いや、どこでもできるやろ。家の中でも筋トレできるし、やわらかいお手玉とかでリフティングの練習もできるでと思います。

同じように、家の中でも写真は撮れる。
むしろ、限られた空間で何を見るのか。
目を磨く練習にもなります。 

というわけで、結局家に戻ってパシャパシャ撮りました!
自転車は修理できたし、大切なことに気づけたので充実した散歩となりました☺

今日撮った家の中の風景たち

今日、カメラ以外にやったこと(ウクレレ、TOLAND VLOG、三納銀之助さんのことなど)

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