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写真好きがフォトグラファーとしてご飯が食べられるようになるまでの全記録|23日

おはようございます☀

今日は朝イチで「今から撮れますか?」と、シェアハウスのメンバーからの依頼をいただき、森の中から一日がスタートしました。

安心のコップ

その方は、あまり写真を撮られる機会がないようなのですが、ご興味があったようで昨日別のシェアハウスメンバーの撮影に着いてきてくださり、撮影の流れや雰囲気がわかったから依頼してくれたのだと思います。

もかしたら、人は「安心感を感じてはじめてお金を出す」のかもしれないなと思いました。

最近流行っている新刊の本の全文公開やサブスクリプション系のサービスの無料体験にも近い原理が働いているのかもしれません。

何かよくわからないものにお金を使う人はあまりいなくて、「この人なら任せても大丈夫だな」、「こういうサービスなら使ってもいいな」、「こういう体験なら人にもおすすめしたいな」といったように、安心のコップがあってはじめてそこにお金というエネルギーを注ぐというのは自分の買い物体験にも言えることだなと思います。

写真を撮るという共同創造

僕のやっていることは、ある種「リトリート」なんだと思いました。

リトリートとは、普段の生活環境やルーティンから離れて、自然の中で自分自身を見つめ直したり、心身の養生をすることです。今日撮らせていただいた方に、写真撮影の感想を聞いたところ「気持ちよかった!」「元気になった」と言ってもらえたんです。

ただ、依頼者が求めるクオリティで撮って、データを送って終わりということではないんだなと。

一緒に撮る場所まで向かう時間、その間に話す会話を通した関係づくり、一番その人がその人らしくあれる場所やポーズの探求、撮った写真を途中で見せたときの喜び、もっとこういう風に撮りたい、撮ってほしいという想像力へのインスピレーション。

その全ての時間を一緒に創って、それを受け取ってもらっているんだな、ということを改めて認識しました。

プロの写真家が写真を撮るところを観られる時代に感謝

鈴木心さんという写真家さんのYouTubeチャンネルにハマっています。撮影現場での生のコミュニーケーションがそのまま観られるので、10分くらいの動画でも学びの宝庫なんです。

例えば鈴木さんは、被写体の方に「ギャルになって!」という謎のお題を出して笑顔を引き出します。 
たまに、そんなこと言っていいの?!(笑)と思ってしまうやり取りもありますが、それが失礼になるかどうかの基準は関係性ができているかどうかなのだと思います。

鈴木さんは写真を撮るプロでもあるけれど、いかに相手がリラックスできる空気をつくるかをさりげない業でやってのけるプロでもあります。

相手との関係性を育むことは、いろんな職種やシーンでも役立つことだと思うので、ぜひ動画をご覧になってみてください。

撮った写真をご紹介

今回の撮影で活きた小技

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noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。