写真好きがフォトグラファーとしてご飯が食べられるようになるまでの全記録|15日
こんばんは!
今日も一日よく生きました💮
人を助けるためには、自分自身が両足でバランスを取っていないと共倒れになってしまいます。
僕は、人に喜んでもらうのがけっこう好きな方なのですが、やっぱり尽くすことだけをやると疲弊してしまいます。
気持ちの面、お金の面で自分が枯渇しているのに、人のために施すことはそれはそれですばらしいことなのかもしれませんが、僕はそんな人から差し出されてパンはまず自分で食べて!と思ってしまいます。
人の縁やモノ・コトのギフト、自然の恵みの輪に入ることで豊かに生きられることを旅の中で知った僕ですが、経済的なことを一切無視してその世界を拡げようとするとどうしてもバランスが崩れてしまいます。
車の免許をギフトで受け取ることはできないし、奨学金をたくさん穫れた人参で知らないことはできないし、もし子どもが学校に行きたいと願った場合、コネで学費を無料にしてもらうわけにはいきません。
現状、お金は必要だ。そんなシンプルな結論に達して、自分の足場となる生業を創るため、カメラを手に入れます(どうやって手に入れたのかは1日目の記事を購入してもらえたら知ることができます)。
この子と共に始めたこのチャレンジというか実験も二週間と一日目を迎えました!㊗
カメラを生業にし始めて豊かさを感じているのは、久しぶりに会う人やオンラインだけでしか知らなかった人と初めてリアルで会う人、友人が紹介してくれて知り合う人たちとのご縁が拡がることです。
おかげさまで、一人では気づけないことに今日も気づくことができてありがたい日でした(^^)
僕のプロフィール写真撮影のテーマ〈 セルフラブ - 自愛 - 〉について
今日は、都内で撮影がありました。
依頼してくれたのは二年ぶりに会う友人でした。
旅先で出会ったので当時のことを振り返ったり、最近考えていることを話し合ったり、心地いい時間を共につくれたんじゃないかなぁ。
そして、友人と「セルフラブ」についての話に。
彼女は、写真を撮られるのが苦手らしく、小さい頃から写真に映る機会をなるべく避けてきたそうです。
そんな彼女が今回依頼してくれたのは、僕がプロフィール写真撮影に「セルフラブ」という枕詞をつけていたからと言ってくれました。
ここでは友人のセルフラブに関する考えやエピソードは割愛しますが、僕自身がセルフラブをこの企画の基本に据えたいと思ったのは、こんな理由からです。
三年前に旅を始めるとき、こんな言葉に出会いました。
当時、仕事上でたくさん期待され、やっとことのないことを任せられるプレッシャーに耐えきれず旅に出た僕は、この言葉が心の奥深くまで届いてきて、お守りにしようと思いました。
そして、メディアには取り上げられないけど、それぞれに暮らしの哲学を持ってシンプルで美しく生活する人たちとたくさん出会わせていただきました。
パーマカルチャーをベースにした暮らしや、人間が暮らすことで自然環境が豊かになるような暮らしを実践する人たちはとてもかっこよく見えました。
そんな中で、外から見れば美しい暮らしをしていても、心は満たされていなかったり、倒れてしまうほど忙しかったり、暮らす人たちの中で派閥が生まれたりする状況にも出会いました。
そのとき、どんな暮らしをするかよりもありのままの自分をどれだけ愛せるかが大切なのではないかと体験と直感を通じて思ったんです。
例えば、たとえ睡眠時間を削ってでも自分が動かないと生活がまわらないと言っていつもイライラオーラを発しながら忙しくしてしまう人は、やらなければいけないことの一部を誰かにお願いしてぐっすりと眠る自分を許せないのかもしれません。
ただの親切心からの注意だとしても、人から自分のことを批判されて過度に反発したり落ち込んだり、自分を責めてしまう人は、人の役に立っていない自分や、価値を発揮できてない自分を受け入れられていないのかもしれません(これは過去の僕のことです🤣)。
自分の心を自分で満たし、本音に気づく力があり、それを伝える素直さと思いやりをもてば、過度に人にあたることもなく、自分を大きく見せるために時間やお金を使うこともなく、その人にとって心地いい暮らしが自然と生まれてゆくのではないでしょうか。
そして、自分の心が満ちることであふれてくる内側からの愛が他の人にも伝わり、拡がる。そんな世界が見てみたいと思ったのです。
だから、僕は音楽や写真を通じてあなたはあなたのままでいいということをメッセージしています。それは同時に、過去の自分自身へのメッセージとも言えるかもしれません。
noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。