ヒントは外側に、答えは内側に #スロー・フロー・ブログ
今日は、友人がシェアしていたこちらの動画を観ました。
YouTubeから抜粋した、特集の紹介です。
ニーズと欲望。
こういった情報に触れると、人間の存在意義は「生きるために死にものぐるいでがんばること」じゃないんだなと改めて感じさせられます。
あらゆる命を尊重して、みんなが支え合って生きる本来の自然のシステムを壊さないようにすること、その中で生を愉しむことなんじゃないでしょうか。
僕は、ガンジーの遺した「世界の豊かさは全員のニーズを満たすには十分だが、みんなの欲望を満たすには十分ではない」という言葉をお守りにしています。
僕らのほとんどの行動の理由は足りないから働く、足りないから稼ぐっていう風に「何かが足りない」という認識が行動の根っこにある気がしますが、豊かさって実は十分過ぎるほど、地球上に有り余っているんじゃないのかなっていうのが僕の見方です。
欲望をニーズと勘違いして、埋めようと必死になってしまうと、ほんとうにたくさんの資源が必要になってくるし、努力をやめることはすなわち生きていけないことっていう大変なスパイラルに入ってしまいます。
焦ったり、急いだり、何かを早急に手に入れたくなるときは、「ニーズはなんだろう、ほんとうに必要なことってなんなんだろう」って、一度立ち止まってみようと僕はよく自分に言い聞かせています。
簡単に絶望できてしまう世界で生きる僕たち。
たしかに、都会だと家賃や物価は相変わらず高騰していて仕事をする必要はある。
そのために忙しい人は多いし、パートナーや子どもとゆっくり過ごす時間はない。
だから、共働きで、子どもは外に預けて、そのお金もまた稼いでこなくちゃいけない。
お金も、時間も、自分がなんのために生きているか見つめる余裕もないから自信もない。
ないものばかりに目を向けたら、この世界では簡単に絶望できてしまいます。
そうは言っても、「もっと前向いて行こうよ!」っていうポジティブだけの人はあんまり得意じゃないし、それはときに絶望している人への暴力にもなりうるのでやりたくありません。
ヒントは外側に、答えは内側に。
僕は、人間らしく絶望も希望も抱きしめて、落ち着いて、歩いていきたい。
生きていくって難しい面もあるけど、案外「力を抜いたら簡単やん!」ってことも多いです。
そう、いつも僕はどっちもあるよ〜ってことが言いたいんです。
動画の中でも少し話されていますが、松澤さんの耕さない農業も合う土地と合わない土地があって、絶対的な正解ではありません。
人間だからこそ、それぞれがしたい体験をすればいい。
みんなこれがいいなんて、きっとありません。
ヒントは外側に、答えは内側にいつもあります。
今日はこの辺で布団に入ろうかな。
おやすみなさい。
noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。