【MBTI】思考(T)と感情(S):判断機能の働き。
こんにちは、ひでです。
今回は3つ目の機能、判断機能について解説します!
MBTIの各心理機能について、
指向性と認知機能については以前の記事で説明しています。
こちらもよかったらご覧ください!
判断機能とは、認知機能によって収集した情報を処理して
行動に移すための機能です。
判断機能は、感情機能(Feeling)と思考機能(Think)に分かれます。
それぞれについて見ていきましょう!
感情機能の働き
感情機能とは、文字通り感情を使って判断を行う機能です。
好き、嬉しい、楽しい
嫌い、悲しい、腹がたつ
などなど、認識機能で収集した情報によって沸き起こった感情を基にして
行動を決めます。
感情機能の特徴は、とにかく早い
ということです。
感情は一瞬で湧き上がりますので、
反射のような形でものごとを判断できます。
また、もう一つは、わかりやすい
ということです。
表現された感情は一目見れば瞬時にわかります。
状況によっては感情という言葉がそぐわないこともあると思います。
感情はまた、価値観、という言葉に言い換えても良いと思います。
自身の持つ価値観(=信じていること)と合うかどうか
を判断材料にします。
外向的な感情機能は、自身の感情を外に出したり、
他人の感情を読み取る働きとなります。
一方、内向的な感情機能は、自分の中の感情を読み取る機能です。
内向的な感情機能が強い人の場合、
あくまで内面にフォーカスしますので、
表面的には感情的に見えない可能性があります。
思考機能の働き
思考機能は、思考による判断機能です。
認知機能で収集した情報をもとに思考を行い、
そこで出た結論によって行動します。
感情機能と対比すると、
考えないといけない分やや判断は遅い傾向があります。
また、当然他人の考えというのは
細かく説明してもらわないとわかりませんので、
わかりにくいという特徴があります。
外向的な思考機能は、自分の考えをわかりやすく相手に伝えたり、
他人の考えを柔軟に受け取る働きをします。
内向的な思考機能は、自分の中で考えをまとめ上げる働きをします。
まとめ
以上が判断機能である感情機能と思考機能の働きの解説でした。
これまで紹介した他の機能を含めて、
それぞれの心理機能の働きについて、その性質を説明したに過ぎません。
MBTIで重要なのは、これらの組み合わせによる精神の動きを把握することです。
これをタイプダイナミクス、と言います。
次回以降はそれぞれのダイナミクスとそこから導かれる
性格特性について解説していきます!
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