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DAY1 色彩は個性を提示しやすいイメージ戦略

色というものは、至極わかりやすいキャラクターである。

昔から特撮ヒーローと言えば
赤がリーダーで青がクールで黄が食いしん坊などという、
偏見とさえ呼べるイメージが定着しているだろう。

昨今で言うと
アイドルなんかは必ずイメージカラーというものを設定しているし
ファッションなんかを身にまとう際にも優先して気にする部分でもある。

海外のアニメでは肌の色で表されるし、美少女イラストのカラフルな髪型も
その一旦であると考えると捉えやすい。
私達は"色"で、
わかりやすいパブリックイメージを植え付けられているのだ。

では、アーティストに関してはどうだろうか。


赤 のアーティストといえば?

私はまっ先に相川七瀬が思い浮かぶ。
ファーストアルバムが「RED」なくらいなので
戦略としても選ばれていただろう。

そんな彼女が長年連れ添った織田哲郎の手元を一旦離れ
布袋寅泰とタッグを組んで一発目に出したシングルが『midnight blue』

アー写も金髪へと変貌し明らかなイメージ変更を図っている。

売上的には既に下降気味だったのでそれが成功したかと言えば微妙だが
今もこうして活動を出来ているということは延命には一役買ったであろう。

……という付加を今一度添えて紹介します。


相川七瀬の魅力

なによりも、女性ロックシンガーは経年によって声が嗄れがちです。

それがどうでしょう。
御年46を数えてもこんなに艶のある歌声を保っています。
これは並大抵の努力じゃ叶えられませんよ。

藍井エイルと合唱しても遜色ない。

もちろんしゃがれた声が味となって
深みを増していくというのは分かっていますが
変わらない魅力というのはもっと評価されるべき要素ではないでしょうか。

そして彼女はカラーセラピストという
ちょっと怪しげな資格を持っています。

それが発揮されるのは主に歌詞面で、
言葉の魔術師、織田哲郎にも認められた作詞能力も
特筆するべき能力でしょう。

世界観を彩りのある言葉選びで表現されたものは、一部では"歌詩"と呼ばれ
その響きと字面の美しさを眺めるのだけでも楽しみを見い出せるです。

シングルで言えば『愛ノ詩 -マジェンタレイン-』の表現が最高です。

慟哭するマジェンタの雨が 心に詩みついてくる
アイ詩テルと云った響きは 全てに呼応して 小さな星のように光っている


PVもまた美しいんだわ……

こと、"色"に関しては意識が高く、
アルバムごと随所にそのこだわりが見られます。

もしも初期の夢見る少女じゃいられない時代しか知らない人は
ぜひ近年のアルバムを聴いてみてください。

大人になってから響く言葉が、そこにはあると断言できます。

作曲陣も御恵明希(シド)TETSUYA(L'Arc~en~Ciel)柴崎浩(WANDS)
AKIHIDE(BREAKERZ)稲村大佑(アルカラ)室姫深(DIE IN CRIES)等々
ロックファンならお馴染みの面子が揃っていますよ!


Afterword

まぁ、とりわけ"色"ってのは
実際アーティストにとってタイトルに冠しやすいファクターだと思います。

マーケティングの際は是非一考を。

私も作詞の際は、統一させるように意識している部分でもありますし。
イラストの際は言わずもがな、意識してない人はいないでしょう。

というわけで #30DaySongChallenge 振り返りでした。

まぁ去年こんな企画に乗ってみていたので
noteでも触れてみたいと思います。

というか好きなアーティストが多すぎて
どこから触れていいのかわかんないから
ある程度縛りがあったほうが書きやすいの。笑

このシリーズは1000文字くらいを目安に軽めに紹介していきますので
よろしくお願いしますー


DAY1
みなさんは
曲名に色のついた好きな楽曲はなんですか?




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えいちびぃ
最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!