【歌詞解釈】小松未歩の『anybody's game』は本気の新社会人応援ソング
毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第13弾。
小松未歩の1曲だけで1時間話すという企画の一環として執筆する、
下書きというかカンペとなります。
開催は来週3/30。
是非興味のある方は覗きに来てくださいませ。
情報番組のエンディング・ドラマのタイアップ
今回のテーマは『anybody's game』。
4thシングルです。
それまでのアニソンタイアップとは異なり
ちょっとロック調のアップテンポな楽曲。
春先に聴くに丁度いい新社会人応援ソングとしても聴けますね。
全盛期のビーイングらしく複数のタイアップを勝ち取ってますが
当時は3rdまでのアニソン攻勢と
続く【めざましテレビ】のチャンス・三度【コナン】と
大幅タイアップに挟まれた小規模タイアップということで
曲名も相まってなんだか目立たないCDだなぁという印象。
「小松未歩はタイアップ先に全力で応じる説」を唱える私ですが
今回はここに繋げることができませんでした。
ちょっとだけ、
の部分が【えすえふ】という情報番組の
設定にもじってそうだなと感じるのみ。
(人類滅亡直前からタイムスリップしてきたアンドロイドという設定)
【おじさん改造講座】にいたってはその要素は見いだせませんでした。
つまり、純粋に曲だけ歌詞だけ見て内容を妄想したいと思います。
都会で育む二人の絆
春先に聴くに丁度いい新社会人応援ソング
と先述しましたが、私のこの楽曲のイメージはまさに
オフィスワークを歌っているものだと想定しています。
「anybody's game」には「勝敗のないゲーム」という意味もあるらしいので
音楽業界もそこに含まれるよなぁというところから着想。
数字という明確な売上とかはあるけど
音楽の良し悪しなんて人それぞれで、勝ち負けなんてない。
ギザスタジオの立地はよくわかりませんが
少なくともビーイングのある会社は港区にあり
坂道はそれはそれは多いですよ。
受かるとも思ってなかった思わぬ抜擢に戸惑いながら
それでも夢見て、いっぱい坂道を登ります。
スピード上げて、幾千の夜を越えて
Officeの仲間たちに会いたい、今すぐに。
色んな人達が働く中で、アイコンタクトで連絡を取り合う
なんてトレンディドラマでよくあるシチュエイションです。
なんか仕事しんどいわー。売上上がんないわー。
眠れる気がしないから、今夜はお・ね・が・い♡と
ウインクをバチコーンと撃ってる妄想がはかどります。
「なら」と仮定形で言ってるんでそんな関係じゃないんでしょうけど。
「居たいな」って希望なだけです。あくまでおちゃめな表現なんです。
勝ち気な女性なんですよあたしは。
夜が更け一つまた消えていく街の灯りとともに
一つまた一つと悩みを打ち明けてみます。
田舎から出てきたばかりだからまだ都会に慣れてないけど
同僚たちと話し合うことで
こうやって孤独は分かち合えるのです。残業も悪くないね。
って、ワーカーホリックか。
それでも夢見て、いっぱい坂道を登ります。
スピード上げて、幾千の夜を越えて
Officeの仲間たち、いや、あなたに会いたい、今すぐに。
どんな困難が待ち受けていても
あたしたちは相棒だぜ
この任務を全うしよう。
any buddy's game。なんつって。
珍しく定時で上がれて、夕方くらいに帰路に就けます。
会社であったいろんなアレコレ、話したいことがいっぱいある。
たまにはカレシと会って愚痴でもぶつけてやろう。
あ、ここでいう愛する人≠あなたです。
「あなた」は会社での相棒。「愛する人」は文字通り主人公の愛する人。
「あなた」が同僚なのかは定めてませんが、上司っぽいですよね。
仕事に一生懸命。負けず嫌い。弱音は吐きません!
そんな性格を予め承り候。
楽しく仕事しようじゃないか。有意義な言い合いしましょう。
……ちょっと失敗しちゃったからその辺お頼み申します。。苦笑、的な。
ここで「ディレクション」を選ぶのがアーティストっぽいですよね。
サウンドディレクションとかアートディレクションでしか
あんま使わないでしょこの単語。
まぁOffice用語でもありますが
まだこの頃ってそんなにこの横文字多用されてなかった気がします。
先取りですね。
やっぱり答えがない仕事なんだ……。音楽関係かな?
思ったよりは「謎」も「輝ける星」も「願い事ひとつだけ」も売れてよかった、みたいな?
全然自分では売れる気してなかったけど、頑張った甲斐があったってもの。
次の曲も頑張って作ります!
なかなか上手く行かないときもあるけれど
泣いても喚いても一回きりの人生だから、悔いなく生きたい!
そんな生き方を肯定してくれるあなたとなら、
きっと上手くいく――これからもプロデュースお願いします!
Afterword
最後完全にNが出てきてしまいました……
なんなら私はその関係性を恋愛に見立てた曲ばかりだと思いこんでいるフシがあるので、これまでの解釈も実は殆どがそれだったりするんですけどね。
でも最終的になんとなく
【おじさん改造講座】には似合いそうな内容になったかも。結果オーライ。
あと、途中冗談っぽく書きましたが
「エニー……バディズゲーm」と歌ってるので
割と長い時間any buddy's gameと勘違いしていました。
だから長らく恋愛とは無関係な曲と思っていて
そして定着してしまった経緯があります。
なんとなく時期的なものも上手く取り入れられたので出来も満足。
そんな感じで。
影響されないようにまだスピーカー記事は読んでません苦笑
書き終わったのであとでお邪魔します。
また次回更新した際はよしなに。
↓スピーカー記事↓
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