【CLAMP展】に行ってきました ～CLAMP作品思ひ出語り～

3週間前ですかね。
遅ればせながらCLAMP展に行ってきましたことを報告します。
ほんとに遅く、むちゃくちゃ混んでるだろうから遅めに行こうかーってことで、展示会が終了する10日前くらいに行ってきたんですが
……普通に混んどる。さすがCLAMPですね！！
ド平日の昼間だったのに
着いてから30分ほど並んでからようやく中に入ることができました。
広さが違うので単純な比較はできませんが、「妖狐×僕SS展」は待ち時間一時間半だったのでそれよりはマシだったけど。

そう、めちゃくちゃ広かったです！！
近年行った展示会の中で一番広かったかも。展示数も圧倒的に多かった。
「花とゆめ展」の時も思ったんですがこんなに豪華なとこでやる必要があるんですかね。おかげで入場料が高騰する……笑
いや、きっとあるんですよね。
会場の雰囲気も含めての展示会でしょう。
空間を使った演出も見どころです。

尚、中の様子は中村悠一×マフィア梶田の「わしゃがなTV」で確認できます。

実際行く前にこの放送を見たんですが
行ってからまた見ると感動がよみがえります。
入って一番最初がカラー原稿のゾーンなので
いきなりクライマックス感が凄いです。アナログカラー原稿が超繊細！
それが「C」COLOR。

次が「L」LOVE、で各作品の告白シーンを中心に展開。
こうして見るとほぼ全作品にそういうシーンがあるんですね。
LGBTに抵触してるものも少なくありません。
そういうところが好きなのかもしれません。

次が「A」ADVENTURE、で勇猛なシーンを中心に展開。
バトルアクションが多かったかな。
【X】が私のCLAMPの入り口なので元々はそっちのイメージでした。
【ちょびっツ】のときは非戦闘も描くのかとびっくりしたものですよ。

次が「M」MAGIC、Live2Dでイラストを動画に編集したものを
暗闇に展開して臨場感を演出。
ゾーンとしては一番狭かったんですが濃密でした。
この空間、いつまででもいられる！

最後が「P」PHRASE、CLAMP作品は台詞も独特のワードセンスをしてるので
文字で埋め尽くされた部屋が出迎えてくれます。
【CCさくら】と【XXXHOLIC】が心なしか多かったように思いますね。

もちろん一通り閲覧し終わったらグッズコーナーがありまして
そのグッズ購入光景も動画で確認できます。

むちゃくちゃたくさんありましたよ！

自分も厳選して購入してきました。

【X】のクリアファイル2種、ミニ色紙6種
【ちょびっツ】ポストカード
【GATR7】ポストカード、アクリルスタンド

特に【GATE7】のアクリルスタンドがお気に入り。
というかですね、CLAMP作品全部通して、
【GATE7】のはなが一番好きなキャラなんですよ。
性別不明で黒髪短髪で無表情なのに天真爛漫でミステリアス。
性癖にぶっ刺さりまくってます。
そりゃ唯一アクリルスタンドも買ってしまうってもんです。

作品としては【X】が一番思い入れがあります。
今回の展示会で一番楽しみにしていた部分でした。
他の作品はそんなにスペース割かれてない気がしてたけど
【X】は人気あるはず、と単行本の発行部数的に思ってたので。

私にとっては青春を彩ってくれた重要な作品の一つ。
もうまさに中二病心をくすぐられる濃厚な設定、
主要キャラもばんばん死んでいく過激な展開、
中学生が読むのに適しまくってる作品じゃないでしょうか。
……いや、ちょっとグロテスクが過ぎるかも。自分は大好きでしたが。

司狼神威、皇昴流と普通に主人公を好きになった珍しい作品。
女性キャラは猫依護刃と鬼咒嵐。見事に天の龍ばっか。笑
まだこの頃は正義が好きだったんですかねぇ。
あと見事に黒髪キャラばかりです。
CLAMPの描く黒髪美少年・美少女大好き！

……どっちも未完作品なんですよね。
てか思えば【CLOVER】も【合法ドラッグ】もまだ終わってなかったはず。
女性作家は未完作品生み出しすぎ問題、というのを提唱してますが如何でしょうか。苦笑

【ちょびっツ】はストーリーとして一番面白かったと思ってます。
珍しくちゃんと完結してますし。
ちぃがとんでもなく可愛かったな。
人間と機械の恋。ベタですが普遍的なテーマがありますよね。
同時期に連載していた【エンジェリックレイヤー】との関連も興味深かったです。
【X】のときは、より後に【東京BABYLON】を読んだので
スター・システムをこの時にやっとリアルタイムで実感できました。

それで言うと【XXXHOLiC】と【ツバサクロニクル】が顕著でしたよね。
ただ【XXXHOLiC】も【ツバサクロニクル】も確か10巻くらいで購入が止まってます。いつかちゃんと集めたいな……
【XXXHOLiC】もだいぶ好みです。和風×妖怪で世界観がもうお気に入り。
単行本の装丁が芸術的でコレクション性高いのがニクい。

私のCLAMP歴はこんな感じです。
他に有名な【カードキャプターさくら】【レイアース】は通ってないんですよね。興味ないわけではないんですけど。

そんな思い出を想起させながら、知らない作品も改めて味わいながら
大変満足のいく展示会でした。さすが35年の歴史。濃厚でした。
グッズ購入は「いぬぼく展」に比べると控えめでしたが、
そりゃあ資金が潤沢にあったらもっと欲しかったですよ！

最近は漫画はあまり展開してないみたいですが
今後とも活躍されることをお祈りしています。

Afterword

というわけで私のCLAMP語りでした。
展示会は結局案ずるより産むが易し、人の感想なんてあてにならず見に行ったほうが早いですからね。←note記事全否定。笑

東京に住んでるのはこういう催しがあった時に気軽に通えるのが強みなのです。田舎じゃほとんどこういうのは味わえない！
（一回個展を見に福岡まで行ったことはありますが）

今後も興味のあるものが開催されたら見に行く所存です。
映画とかコラボカフェもその一環なのですよ。
平日休みなので比較的空いてる時間を狙って行けるのも私の強みです。
まぁ行ける余裕ができたのは今年やっとですけど。

皆さんも是非芸術を嗜んでみてくださいな！