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子供の習い事について。

僕たち夫婦は共に、幼少期からピアノ教室に通っていた経験があり、せっかくなので子供にも習ってほしいという希望を持っています。本当は3歳からのレッスンを検討していましたが、コロナ禍の影響で残念ながら延期。今年こそ!と意気込んでいるところですが、習い事を始める動機、一番肝心な子供のモチベーションとの向き合い方などを纏めてみようと思います。

まずは子供の意思を再確認

親のエゴによって習い事をさせても、子供自身が「楽しくない」「やりたくない」のなら、まるで意味のない時間となってしまいます。今にして思うと、3歳からピアノ教室に通わせる!という行為そのものが、親のエゴだったかもしれません。4歳となった今、幸いにして子供の意思は当時と変わらず「やってみたい」でしたのでよかったです。

子供のチャレンジは全力サポートする

子供が自らの意思で「やってみたい」と伝えてきた場合、いかなる理由であれ全力でサポートしたいのが親心だと思います。我が家の場合、自宅だけでなく夫婦双方の実家にもピアノがあるため、子供は必然的に鍵盤に触れる機会に恵まれてきました。このようなバックグラウンドがあるにせよ、本人の口から「上手に弾けるようになりたい」と云ってくれたのは嬉しかったです。

出口戦略は柔軟に

もちろん子供ですから、途中でやる気を失ったり、他にやりたいことが見つかったり、成長の過程においてモチベーションの乱高下は想定しておく必要があります。僕自身、幼少期はたくさんの習い事をこなしてきましたが、辞めたいと思っていても親の顔色ばかり伺って、結局ずるずると無気力のまま通う経験をしており、本当に無駄な時間と資金を浪費していたと思います。「子供のチャレンジ」には全力サポート、「子供の辞めたい」には勇気ある撤退をすることも親の義務かなと思います。


纏めると、子供にとっての最大の成長の過程となる「やってみたい」というチャレンジをきちんと汲み取ること。ある意味、大人になっても共通する部分かと思いますが、子供の特権は楽しさを徹底追求し、つまらなくなったらいつでも辞めれることですよね。大人の場合、それがビジネスという生活の糧にも絡んでくるため、趣味以外では「楽しさ」を求め続けるのは至難の技だと思います。

子供は子供らしく、やってみたいことにチャレンジし、成功や失敗を繰り返して豊かな人格を形成する、そのための習い事になればいいなと思っています。

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