前回、シラスとウシハクについて書きました。
日本と世界の統治の違いと今の日本
今回、個人的にシラスについて整理しようと思い、書いています。
シラスというのは日本古来の統治方法のことでした。
(図の引用:昔の日本の農家には名字がなかったのか?)
小名木善行さんの記事はこちら。
シラスとウシハク
ここから、シラスの部分を引用します。
この中で、特に重要と感じた部分をまとめます。
・「知らせ」を聞いたみんなが情報を共有化し、互いに必要な役割を定め、みんなで一致団結、協力して国造りをする
・特定の権威のもとに、みんなが集い、そこで情報を共有化して、みんなで、何事かを行う
・それぞれがどこを担当するかみんなで話し合って決め、決まった事をみんなで一致団結し、協力し共同して、これを実現
・政治権力者も、その天皇の民のひとり
・民衆のひとりひとりが自立した民である
・わたしたちの国は、ずっと、天皇という権威(その権威のことを「国体」といいます)と、統治のための政治組織(これを「政体」といいます)という、二本立ての国づくりをしてきました
今はウシハクが入り込んできてるから、政体から民に「知らせ」が届いていませんが、、
みんなが情報を共有化して、互いに必要な役割を定め、みんなで一致団結、協力して国造りをする。
つまり、民衆の一人一人が自立して、勉強して、情報を共有化して、必要な役割を通じて、国造りに参加する。
それがシラス統治である日本の民のやるべきことなんじゃないかと。
今回、シラスについて整理してみて、そんなことを思いました。
日本書紀には「日本は豈国(あにくに)」=「よろこびあふれる楽しい国」とあるそうです。
(私達の先祖たちは「よろこびあふれる楽しい国」を希求してきた)
一人一人が、それぞれの役割を通じて、そんな「よろこびあふれる楽しい国」造りに参加していきたいものです。