第一章 さあ出発だ!「ぼくの名は、ラスカ。となりにいるのは弟のプラス。ぼくたちの飼(か)っているオオカミのウルフは、仕事を手伝ってくれる。ぼくたちの仕事は牛乳(ぎゅうにゅう)売りなんだ。」 ある日、お父さんが久々に家に帰ってきた。 「ただいま。」 お父さんが言いながら、一枚の地図をくれた。宝がかいてある。 そこでお父さんが言った。 「ぼくの船で宝島にいってきな。」 そう言われたぼくたちは、さっそく船を借(か)りて出発した。 第二章 とつぜんの事件ぼくたちは何日も航海(こうか
悪魔の自分「あ~ダル。おもろくな!」 文句(もんく)をブツブツ言いながら、作文をやる。 最悪(さいあく)だ。 なぜこんなに文句(もんく)を言わなくてはならないのだ? ぼくだって、言いたくはない。 だが、言わざるを得(え)なかったのだ。 本当に言いたくなかった。 何も考えつかず、想(おも)ったまま書いているだけだ。 意味(いみ)がない。 M先生が作文を見て楽しんでいるのか。 ぼくはそう想う。 それが勉強(べんきょう)になっているのか分からない。 そもそも作文で、何が身(
クルマイスわたしが言ったコトバの後に、必(かなら)ずクルマイスって言って かんようしょくぶつ とんぼ したじき あたま あさがお しまうま えんぴつ とうがらし ランドセル メリー メリーの後は、クルマイスと言おうとしても、どうしても「クリスマス」って言ってしまいます。 途中(とちゅう)のコトバは、とくに意味(いみ)は、ありません。 マネしてわたしが言ったコトバの後に、必ずマネして言って ライオン パトカー ミッキーマウス キリン しょう