折り合いの付け方 19.9.9

自分も含めて、「中年独身男子」はけっこうこの「界隈」多いと思うが(うちのツイッターのフォロワーさんで『既婚ゲイ』とプロフに書いている人はいなかったはず)、これまでにも何度かアンケートでお訊きしたものの、

洒落にならない年齢になって、どうやって周り(親兄弟・親戚など)と折り合いをつけていくか

がいまだにわからない。


ドラマ『きのう、何食べた?』に登場するゲイカップル(主人公たち以外も含めて)などが理想的ではあるが、そもそもカミングアウトの壁が高すぎるという現実も。


もし、このSNSが無かったら、誰にも告白せずに一生を終えるということも充分に考えられる。

当然、ゲイ小説を書くこともなかっただろうし、他のゲイの人とネットを通じて、絡んだり絡まれたりすることもなかっただろう。

必ずしも、楽しい思い出ばかりではなかったが……。


拙作「勇一・大吾シリーズ」の主人公二人も、作者譲りの不器用さで、なかなか恋仲が進展しない。
リアル寄りの世界でゲイがもがき苦しむ話は、本当に需要が無いのか、出すたびにどんどん売れなくなっていくが、どんなに時間がかかっても、この二人の行く末は、ある程度の「けじめ」を付けておきたいと思う。

そのころには、もう買ってくれる人もいないかもしれないが……。

ここで終わると、本人たちに申し訳ないので。

ということです。

いただいたサポートは、飛田流の健全な育成のために有効に使わせていただきます。(一例 ごはん・おかず・おやつ・飲み物……)