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クリーニング、続ける?やめる?

写真は自由な空気を吸って初めて見上げた東京タワー。

ここで言う「クリーニング」とは、ハワイであった文化を現代版にアレンジしたという問題解決法。
詳しくはWikipediaでも見てみてくだされば。
あとほぼ日のイトイさんのこの記事も、ふむふむなるほど。となります。

https://www.1101.com/hawaii/2000-11-07.html


身も心もぼろぼろになり、
他人に自分の生活や家族、家財道具などを損なわれたり奪われた時、
それまでその奪ってきた相手から
「クリーニング」と称して、
そのクリーニングができていない、
と、サンドバッグ(恐ろしいことに物理で!よく生きてこられたと思います)にされていた日々、
私のウニヒピリ、すーちゃんの声は、遠くから一生懸命何かを叫んでいて
それがノイズでかすれて聞こえない、
という状態でした。
自分が問題から目を背けているんだ、
エゴだらけなのか?
だからクリーニングができなくてこの人たちに殴られ蹴られするのか?
と、ますます自分に自信がなくなっていく日々でした。

会社で仕事をしていても、今日は彼女が何かに怒り狂っていて、帰ったら殴られる
という日は、事前にわかりました。
前頭葉あたりに、強い違和感が起こるからです。
私の場合、その辺りがこわばった感覚になります。

それだけで足がガクガク、ビクビクしながら、ひたすら4つの言葉を心の中で唱えながら帰りました。
でも、やはり怒っていて、クリーニングしろ!と迫られた挙句、私がモゴモゴしていて殴られ蹴られする、という日々でした。

そして、暴言や暴力、時には水を貼ったタライに顔を押し付けられ、最長では3分耐えろ(この時はもう死ぬんだ、楽になっていいやと諦めかけました。でもこうして生きていることに感謝です。)
ここではとても書けないようなことをたくさんされました。
あまりのバラエティあふれる責め苦に、
聴取した刑事さんが、
暴力団関係ではないか?
彼らの体のどこかに刺青は無いか?
としきりに尋ねられました。
それくらい、常軌を逸した内容でした。

骨折したり、視力が落ちたり、ケロイドなど、後遺症として残る大きな怪我もたびたびしました。
でもその怪我すらも、クリーニングで素早く治る、治さないのは被害者としての自己アピールだ、と
今思えば、恐ろしい理不尽を強いられました。

彼女が気に入らないことがあると、
クリーニングと称して反省を強要されました。
日常の些細なこと、
例えばご飯の味付けに心がこもっていない、とか
一緒に歩いていた道の歩き方とか、
神社の神霊に、私から、かしわ手の打ち方のコツを教わるように、と、指示されたとのことで、教えた際のことを、
あの時偉そうに!
と過去のことをぶり返して責められたり、
彼女が生業としていた霊視を手伝わされ、
彼女が思うような回答補助をしないと、
重要な情報を意図的に隠している、と決めつけられたり、
家族との接し方など、
テーマは色々でした。

いつ彼女の怒りのスイッチが入って、
反省=クリーニングを迫られるか
びくびく、おどおどしながら暮らしていました。
逃げ出してからやっと落ち着いて物事を考えられるようになりましたが、
この状況は
弁護士さん、刑事さん、検察官全員が
「洗脳」されていましたね。
と仰いました。
あぁ、ひとから見てそういう状態だったんだ、と思いかなり救われた気持ちになりました。

私は自分を覆っていた分厚い皮のようなものが、だんだん剥がれていく感覚になりました。


そして、私が心にもない、自分自身を貶める反省言葉を必死で考えて述べると、
彼女は満足そうに、クリーニングができた、として暴力をやめるのでした。
私は屈辱で何度も声を堪えて泣きました。

年中長袖しか着れず、流石に会社勤めの時は目や顔を殴られる頻度は減りましたが、
惨めな気持ちで通勤していました。


クリーニングってなんだろう?
もっとクリーニングできていたら殴られたり怒らせたりしなかったのか?
いや、あんなに頑張ったのに効果が無いどころか恐ろしい目に遭った。
生きてるだけでもよかったとはいえ、
カバン一つで逃げる結果になり、心細くてやはり、クリーニングしていました。

逃げた瞬間から、すーちゃんの声がまた聞こえるようになり、
住むところから、
仕事を辞める、続けるから、
相談機関まで、判断に迷うとクリーニング。
そうして、これしかない!と思えることを実行してきました。

住むところが決まり、ほっとして、次は何を?と考えた時、どうしても、
境遇が似ている友達とろさんに、
連絡を取らなければ、と思い至りました。

連絡を取るべき、と思った人は、他にも2人いましたが、
1人は強い引き寄せと判断して却下。
もう1人は、結果的には強い引き寄せで私の自我や情けに負けた形で、
連絡を取ったもののある意味それは失敗でした。

恐る恐るLINEで電話をしてみました。
ショッキングな内容ながら信じてもらえて、私は凄くほっとしました。
心から同情、共感し、泣きながら話を聞いて受け止めてくれました。
私がだんだん自分の境遇を整理できるようになるにつれ、
これからまだ続く闘い
(彼らの逮捕までが長くかかりました。根気よく捜査して下さった刑事さんに心から感謝しています)を目の前に、
心細く感じていたことを、初めて自覚しました。
また、音信不通になる前に、私の様子に違和感を感じていて、
絶対おかしい、と思って心配してくれていたそうで、
あぁ、わかってくれる人がいたなんて、と嬉しかったです。
そこで早速クリーニングの話題が出ました。
とろさんは、ずっと真面目にホ•オポノポノを実践していたのです。
彼女の生活ぶりに、その成果はしっかり表れていました。
私はそんなとろさんを心から尊敬しています。

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