いつのまにか石垣島が好きになってて、ここで暮らしたいと思うようになってた。
去年の12月に石垣島に来てから、石垣と東京を行き来して生活してる気がする。
…今のところ、2拠点というより、東京をベースにして、半年くらい石垣島にいるって感じ。
だけどずっと、自分が石垣島に惹かれる理由も、本当に石垣島が好きなのかもわからなかった。
本当に石垣島で暮らしたいのかも、わからなかった。
だけど今は、いつのまにか石垣島が好きになっていて、石垣島で暮らしたいと思うようになってたんだなって。
そんなことに気づいた、今日のnote。
今、少しだけ、石垣島を離れがたいと思ってるみたい。
今暮らしてる家を出て、たぶん12月中には東京に戻る。
もし何かのきっかけがあって流れが変われば石垣に残る可能性もあるけど…、このままなら、東京に帰ると思う。
東京に帰って、ブログを書くのもそうだけど…、他にも、基盤を作りたいと思ってるから。
まぁ、石垣でZOOMを使ったり、必要な時には飛行機で移動…ということもできるけど、あんまり効率的じゃないような気もしててね。
今は、東京で基盤を整えて、もっと場所を選ばすに活動していけるようにした方がいいのかなって感じがしてる。
だから、しばらくは東京かなって。
どうせ、ここ最近の私は、石垣島にいても家とコワーキングスペースとの往復が生活の軸になってたから、東京に戻ってもあんまり変わらないかなって思ってた。
なんだけどさ、ここ最近、彼と普通に話せるようになってきた。
恋愛がどうこう…とかではないんだけどね。
だけどなんだろう。
…気まずいと思って、彼を避け続けてた日々よりも、彼にそっけなく対応してた時よりも、ずっとずっと、気持ちが軽い。
ごく普通の会話なのに、今は頭の中に『好き』とか、そういうものがあるわけじゃないのに…、こうやって、ふと会った時に会話をできる。
そんな状況が消えてしまうんだなって思うと、少し石垣を離れがたく感じてしまう。
ちょっと会話ができただけで、自分からすごく元気な声がする。
ちょっと会話できただけで、別の誰かに優しくできる自分がいる。
彼からきれいな音がすると、その余韻がすごく心地いい。
…ちょっと会えただけで、ちょっと会話できただけで、ものすごくパワーチャージさせてもらってるんだな~って思った。
それだけでもきっと、わたしにとっては「石垣にいる意味」があって、「『帰ってきたい』と思う理由」になるんだと思う。
『ここで、このまま書くことができたらいいのにな』って思う。
…だけど、自分でもわかってる。
ここで書くよりも、期間を決めて東京で書いたほうが、効率がいい。
それに、東京で書いたほうが、大切な人に迷惑を書けてしまうことを心配せず、好きなだけ表現できるんじゃないかなって思う。だから、今は東京に戻って、書こうと思ってる。
だけど、東京に戻って書いて、ある程度の基盤を整えることができたら…、また石垣島に戻ってきたいと思ってる。
いつのまにか、石垣島が好きになってた。ここで暮らしたいと思ってた。
ここ数日、ずっと思ってた。
昔は、漠然と沖縄が好きだった。今でも、そうかもしれない。
だけどなぜか、石垣島に戻ってきたい。
それは、彼と会うのが気まずかった時もそうだった。
理由はわからない。
だけどなぜか、私はまだ、『石垣島にいたい』と思ってる。
なぜかいろんな人に、「石垣島で暮らしてる」と言ってしまう。もうすぐ東京に帰るのに。
…思い返してみれば、東京に引っ越すときも、そうだった。
19歳頃から『いつか新宿に…』と思ってたど、なかなかタイミングが来なかった。
なぜか新宿に行くことが多くて…、気づけば、週2~3日通ってた頃もあった。
あの頃はまだ、神奈川と東京を行き来するのが、私の生活なんだと思ってた。引っ越すタイミングは今じゃないって。
だけど、そのタイミングは急にやってきて…、欲しかった「マッサージしやすい環境」もあった。
なぜか私の部屋には、ライトがたくさんあって、サロンっぽい雰囲気を演出しやすかった。
高層階で、見晴らしもよく、窓を開けたまま施術することもできた。
お手洗いも、お客様を招きやすい作りになってた。
なぜか私のお部屋だけ、神社のような温かい空気が流れてた。
…今になって思うと、場所は準備されてたんだな~って感じることがたくさんある。
『いつかは、沖縄に住むんだろうな~』と漠然と思うようになったのは、10年位前。
去年からは、石垣と東京を行ったり来たりしてる。
2拠点…というのとはまだ違う気がしてるけど、そういう生活ができたらいいなって思う。
石垣を軸にして、必要な時は、別のところに移動するような生活。
はじめの頃は、石垣にこだわる理由がわからなかった。
正直、今も石垣にこだわる理由はわからない。
…だけど、なんだろう。
石垣にいる人たちの、あたたかさが好きだなって思う。
ふとした瞬間に、『帰ってきたんだな』って安心感を感じる瞬間がある。
なぜか御嶽が好きで…、それぞれの場所にいる神さまのような存在も、あたたかくて、優しくて、すごく好き。
海を見てるのも好きだし、風を感じるのも、空を見上げるのも好き。
島のお野菜を食べてると、『生きてるな~』って感じがするし、最近はお気に入りの梅酒も見つけた。
少しづつ、『好きだな~』と思うものが増えてきて…、今の私は『石垣島を離れたくないな』って思ってる。
『石垣島に帰ってきたい』って思ってる。
沖縄本島でも、宮古島でもなかった。
なぜか、石垣島だった。
本当はもっともっと離島にも行きたくて…、だけど、離島に行くチャンスは、まだまだいっぱいあるんだなって思ってる。
※※
昨日、久しぶりに白保に行った。
久しぶりに行った御嶽で、何を願ったと思う?
わたし『石垣島で暮らしたい』って思ったのよ。
『石垣島で暮らしたいから、住む場所が欲しい。ここで暮らすことを許してもらえるなら、環境を整えてほしい』みたいなことを考えてたの。
『このまま石垣で暮らせる環境が整うなんて奇跡が起こらなければ…。いったん東京に戻るけど、石垣島に戻ってくるから…、石垣島で暮らせるように、基盤を整えて帰ってくるから…』って、そんなことを考えてたの。
私はずっと、『場所へのこだわりはあんまりない』と思ってた。
『大切な人がいる場所がいい』『心地よく暮らせる場所がいい』『海が近くに会って、あたたかい場所だと嬉しい』ってくらい。
沖縄でも、熱海でもよかった。
だけど、今のわたしは、石垣がいいんだな~って。石垣が好きなんだな~って。
初めて気づいたの。
たくさんの存在・エネルギーに支えられて、生かされてる。
いま、私が食べてるお野菜は、石垣島で育っていて…、食べることを通じて、石垣島のエネルギーをたくさんいただいてる。
わたしが飲んでるお水は、石垣島のお水で。たくさんのエネルギーをいただいてる。
お日様の光も、月明かりも、風も、海のにおいも…、そういう石垣のエネルギーを浴びて、感じて…、そうやって生かしてもらってる。
それって、すごいことなんだな~って。
私はここで、いろんな存在に支えられて、いろんなものをいただいてるんだなって。
私はずっと、1人で孤独だと思ってた。自分1人で生きてるかのような錯覚をしてた。
「命をいただく」という感覚もなくて、「食べ物や自然からたくさんのエネルギーをいただいてる」みたいな感覚もなく、ただ一人で生きてるような気がしてた。
頭ではわかっていたとしても、深い部分では、それを感じ切れていなかったんだと思う。
だから、『頑張らなきゃ』って思ってた。
…正直に言うと、私は今も「命をいただいてる」ということを頭では理解できるけど、感覚として「命をいただいてるんだな~」と感じ切れてないんだと思う。
だけど、食べることでエネルギーをいただいてるのは、感じてる。
味覚でも『美味しい』と思うけど、そこにあるエネルギーに反応して『美味しい』『幸せ』を感じてる自分がいるのを感じてる。
私はここで、たくさんのエネルギーをいただいて、エネルギーを感じて、生かされてるんだなって。
たくさんの見えない存在・エネルギーが力を貸してくれて、支えてくれて…、そうやって私は生かされていて。
私は本来の「わたし」に帰ろうとしていて。
「わたし」がやりたいことが応援してもらえてて。
「わたし」が幸せでいるためには、周囲の人たちが幸せになってくれることがすごく大切で。
もっとたくさんの人に、幸せを届けることができたら、「わたし」はもっと幸せになれるなって感じてて。
それはきっと、私の制限だらけになった思考じゃ想像もつかないようなもので。「わたし」だけでは成しえないことで。
だから、たくさんの存在が、力を貸そうとしてくれてるんだなって。
…ちょっと、自分でも何を言ってるかわかんなくなってるんだけど…、
こんなの『きれいごと』みたいに思われるだけなんじゃないかと思うんだけど…、今のわたしは、心の奥からそう感じてるみたい。
※※
それがもし、自分の中にある純粋な思いだったとしても…、
そういう「きれいごと」みたいな感じとか、「良い人ぶってる」「優等生ぶってる感じ」みたいなのが、私は恥ずかしい。
『本当に?』『そんなこと思っちゃってるの?』『善人ぶってるんじゃないの?』みたいな誰かの声が、自分の心を笑ってるような気がする。
だけどなんかさ、本気でそんな風に思ってる自分が心の中にいるんだから、それを認めてあげた方がいいよなって。
認めなかったとしても、定期的に出てくるんだもん。
だってそれが「わたし」だから、消すことはできない。
何年も前から、定期的に誰かに言われる。
「こんなに純粋な魂のまま、よく生きてこれたね」って。
『ぜんぜん、そんなことなかったよ』って、いつも思う。
心のどこかに「純粋なわたし」が残っていても、殻の中に閉じこもって、ずっと外気に触れないように、隠れ続けてきたんだもん。
「そんなに純粋なわたし」が存在してることがわからずに、感覚も感情もマヒさせて、必死に戦って生きてきた。
自分の感情も感覚も、何もわからなくて、ただただ苦しかった。苦しいことさえも、気づけなかった。
子供のころからずっと、何も感じないように、分厚くて丈夫な鎧をまとってるようだった。
…そのことにでさえ、気づかなかった。
いつからか、必死に自分を探してた。
自分の感情を知りたいと思いながら、他の誰かと同じように「普通」になろうと必死になってた。
大学時代の私は、自分が社会に出て何をしたいのかも、わからなかった。
自分が好きなことも、何を幸せと感じるのかも、何もわからなかった。
…ただ、人が大好きなんだと思った。
どんなに傷つけられて、裏切られて、『憎まなきゃ』と思っても、憎むことはできなかった。
悩んだり困ってる人がいれば、どうしても気になってしまう。
たとえそれが『憎まなきゃ』と思った相手でも。
…バカみたいに人が好きなんだと思った。
だけど、そんな自分を嫌いになることなんて、できなかった。
自分が楽しい時・幸せな時を想像すると…、そこにはいつも「人」がいた。
私の心が軽い時は、周囲の人たちの心も軽い時で。
私が楽しく笑ってる時は、周囲の人たちも笑っていて。
わたしが幸せな時は、周囲の人たちも幸せで。
わたしが心穏やかでいられる時は、周囲の人たちも心穏やかだった。
だから、わたしが幸せを感じて、心から笑っていられるために…、周囲の人たちが幸せで、心から笑っていられる状況を作りたいと思った。
だから私は、目の前にいる人のために、一生懸命でいられる人になりたかった。
それを1番感じることができたのが、「話すこと」だった。
不思議な感覚をたくさん体感する「心が繋がってっしまうほど深い話をすること」で、魂の奥底から何かが震えてくるような、感覚を体感した。
『これだ、これを一生続けていこう』と思ったのが、セラピストになったきっかけだった。
目の前にいる人のために一生懸命なることで、癒しを探究することになった。
自分自身を癒していくことになった。
そして、自分を知ることになり…、ずっと隠していた「幼いわたし」が顔を出し始めた。
きっと私は、純粋な魂のまま、のびのびと生きてこれたわけじゃない。
まっすぐ自分を見てくれて、守ってくれる大人なんていないと感じていて。『自分で、自分の居場所を作っていかなきゃ』『1人で戦わなきゃ』って、子供のころからずっと思ってた。
自分の純粋な部分を隠して、心の奥底に眠らせて、空っぽのまま生きてきた。
ただ、タイミングが来た時、それにしっかりと気づくことができて。
導かれるままに、1つ1つ向き合ってきた。
そうやって、自分の魂を磨いて、目覚める時を待ち望んだんだと思う。
…自分でも、何を言いたかったのか、わかんなくなっちゃった。
とりあえずね、純粋な魂のまま、平和にのほほんと生きてきたわけじゃないの。
必死に、『1人で戦わなきゃ』『自分の居場所は、自分で作らなきゃ』って思って生きてきたの。
セラピストになってから、自分を受け入れてくれる人たちの存在を感じることが増えて、自分が一人で戦ってたことにも気づいて…、自分自身を癒していくようになった。
数年前にも、『自分らしく、自由に生きてる』と感じてた時期がある。
だけど、ある人との出会いで世界が一変して、世界中が敵だらけになった。
今まで『お互い様だ』と思って受け入れてきたものが、全部『お互い様』じゃなかったことに気づいて、誰も信じることができなくなった。
…それでも、去年石垣島に来てから、いろんなことがあって…、いろんな人がいたおかげで、今のわたしがある。
わたしね、石垣島で、たくさんの人に、たくさんのエネルギーに、見えない存在に…、たくさん助けてもらって、支えてもらって、この1年間、そうやって生きてきたんだと思う。
東京に戻ってる間も、石垣の情報があふれていて、ずっと読んでくれてるような気がしてた。心の支えになってた。
だからさ、
こうやって石垣島で暮らして、石垣島でたくさんのエネルギーをいただいて生かされてるのを感じて…、『わたし、1人じゃないんだな』って。
その感覚も、そうやって感じることができてることも、すごく嬉しい。
私は、「海が好き」「離島が好き」「自然が好き」「シュノーケルしたい」とかみたいな、石垣島が好きな理由を持ってない。
海は好きだけど、にも入らない。
離島も好きだけど、めったに行かない。
アクティブなタイプじゃないから、基本的に家にいることが多い。
石垣島にいる意味があるのかは…、よくわからない。
だけど私、いつのまにか石垣島が好きになってた。
だからもっと、石垣島で暮らしたいと思ってる。
なんか、今日はそんな自分の気持ちに気づいた日だったな。
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