これからの薬剤師の生き方会議💊
先日2/6土曜日。
自分が主催でイベントを開くのは初めてでした。事前申し込み学生14名、社会人4名。ゲスト合わせて22名でした。参加してくださった皆様ありがとうございました…!
開催当初は「双方向のコミュニケーションを大切にするため」学生5名限定にする?とか考えていたんですが、結果的に沢山の方に興味をもっていただけて嬉しかったです。
この企画が生まれたきっかけは大きく3つあります。
①ゲストでもあるたねちゃんさんが、『私が薬剤師と全く関係のないキャリアを歩んでいることは、一部の学生さんにはとても救いになると思う。』と言ってくださったこと。
②運営協力のこもりん、ユウマくんと、色んな立場の人と薬剤師のことについて建設的に議論ができる場があるといいよね。と話していたこと。
③Raise your Flag というファシリテーター養成コミュニティに入っていたこと。
そして、ゲストのたねちゃんさん、まいまいさんと出逢っていたこと。(まさかの4つ目)
きっとどれが欠けても、行動に移すことはなかったんじゃないかなと思っています。
このイベントができるまでのことについて、備忘録的に書いておこうと思います。
事前準備編
ふわふわ病との対峙
企画書の一部を公開です。
私はここで大きな失敗というか、良くない癖が表れていました。
「ふわふわ病」です。
ふわふわ病とは☞【なんとなくこんな感じ!!】みたいな、頭の中のイメージだけで押し切ろうとしてしまうこと。(もちろんあいか語)
そこでこもりんに言われたのが
会が終わるまでも、今でも、頭から離れないほど私に刺さった言葉でした。
そして、<誰にとってのどんな場を作りたいか>がはっきり描けるような目的に設定し直すことに。
ふわふわ病、今まであんまり意識せずに生きていたので、論理的思考力を鍛えねばと決心しました🔥
ニーズの把握
私は今回、参加してくださる学生さんに、希望制で『事前ZOOM雑談』を行いました。これはRaise your Flag の真央くんからのアドバイス!
この雑談の目的は2つ。
①について。
私が最後まで怖いなと思っていたことがあります。
それは『イベントが主催側のエゴで終わること』。
課題設定から目的・ねらいを考えるにあたって、直接学生の声(=課題)を聴いたから生まれたイベントではなかった。
最初にあったのは、『学生時代の私にとって、こんなイベントがあったらよかったかも』という気持ち。
実際の学生さんの悩みや想いは、聞かないとわからない。
事前に5名の学生さんとお話をしました。
結論は、本当にやっておいてよかったなと思います。
事前アンケートの質問も書いてくださる方が多くて、学生さんのリアルな悩みが分かって、イベントの進め方や内容の参考になりました…!
②の心理的安全性について。
これは緊張しいな私の自分に対してのハードルを下げる意味もありました…!1人でも知っている人がいる方が、話が頭に入ってきやすかったり、そもそもの参加ハードルや発言のしやすさが変わるかなと思いました。
問いの面白さ
Raise Your Flag 流ファシリテーターの4要素のうちの1つ、『問いかけ』。「問いこそが答え」と言っても過言ではないくらい、大事なところ。
問いを考えるのって難しい、だけど面白いな~と個人的にハマっています。
自分だけではてんで思いつかなかったので、ここでも沢山ヒントを頂きました。
普段は「どんな薬剤師になりたいですか?」と聞かれることが多いと思うので、1つは前提をなくしていく問いにしました。
もう1つは、自分にとっての仕事の概念を考える。
これは実際に私が前職を辞めるときに考えていたことでした。
自分の置かれている環境や勤続年数、その時々できっと移り変わるもの。
今の自分だったらどうか?とか。数年後は変わるだろうか?と考えてみるのも面白いかもしれません。
当日編
イベントを立ち上げようと思ったときから『これだけは絶対!』と思っていたのが「安心安全な場」。
これから自分が関わっていく児童養護の世界だったり、虐待どっとネットでの当事者研究だったり。様々なバックグラウンドの方たちが安心して自己開示ができる場を作りたいという目標があります。
そこで世界観をもとに設定していたスライド。
ルールの「!」制度は活用できなかったというか、今回は要らなかったと反省。ルールは多すぎると浸透しないというのを感じたのでもっとシンプルに!
予想以上にチャットが盛り上がり、私が全部拾いきれたか不安になるほどでした。「安心安全な場」になっていたらうれしいです。
モデレーターとしての私の技量はまだまだ過ぎたというか、頂いた回答を簡単にまとめて確認するみたいなところまで全く頭が回りませんでした(笑
最後に
事後アンケートで、「今までとキャリアの考え方が変わった」と言って下さった学生さんが多く、やってよかったなと心から思いました。
そして、本当に沢山の方にご協力いただき、終えることができました。
次は自分でできることが増えていたらいいな、と思いつつ。
最初から最後までとことん付き合ってくれたこもりんとゆうまくん。
講座前にも関わらずアドバイスを惜しみなくくれた真央くん。
快くスピーカーを引き受けてくださり、素敵な場を一緒に作ってくださったたねちゃんさんまいまいさん。
学生さんからの質問に真摯に答えてくださりスライドまで作ってくださったたかしまさん。
むちゃぶりにも関わらず華麗に受け取って盛り上げてくださったアラフネさん。
またまたむちゃぶりにも関わらず話を引き出してくださったたっきーさん。
そして楽しく参加してくださった学生さん。
本当にありがとうございました✨
私は自分自身ができることは少ないと思っているけど、繋がりを作ることには自信があるかもしれません。
素敵な大人が沢山いるので、ぜひ頼ってくださいね!
備忘録といいながらメッセージを残してしまった。。。
今日はここまで。
あいか