【月刊 大相撲魅力発見伝】2025年1月号 ~どこまでわかる? 相撲用語~
みなさん、こんにちは! ひだまり66です✋
大相撲初場所は本日、千秋楽を迎えました!
横綱照ノ富士の引退、綱取りがかかった大関琴櫻の大失速など、令和7年の始まりは波瀾万丈の幕開けとなりました😓
もう1人の綱取りだった大関豊昇龍も9日目までに3敗と苦戦する中、「今場所も平幕優勝か・・・」なんて思っていたところで、最後に豊昇龍が優勝決定巴戦を制して大逆転優勝🎊
先ほど、第74代横綱の誕生に向けた朗報が入って来ましたね( ^o^)ノ
2025年は大相撲新時代の幕開けとなりそうです🤗
①大相撲の基礎知識 ~どこまでわかる? 相撲用語クイズ~
さあ、こちらは昨年までの本シリーズとはちょっと色を変えて、エンターテイメント風にしてみました!
大相撲ならではの相撲用語クイズを出題いたしますので、ぜひ読者のみなさんもご一緒にお考えください👇
いかがですか?
みなさんは全6問中、何問正解できたでしょうか?
相撲通の方にとってみれば、かなり簡単なクイズかもしれませんね・・・🤭
それでは答え合わせをしていきましょう!
Q1.「アンコ型」の意味は?
答えは・・・ B.丸く太った体型
お腹が出ている太った体型のことを指していて、魚のアンコウが語源とも言われています。
一方、筋肉質で痩せた体型のことを「ソップ型」と言い、ちゃんこの出汁をとる鶏ガラのように細いということが由来となっているそうです🐔
Q2.「取りこぼし」の意味は?
答えは・・・ A.自分より下位の番付の力士に負けること
大相撲は番付社会のため、先輩や後輩という概念よりも番付の上位下位によって優劣が決定するため、自分より番付下位の力士に負けることをこのように呼びます。
特に横綱、大関に関しては大相撲中継でもこの言葉が使用されることが多々あり、「今場所は前半の取りこぼしが大きく響いている」「あの日の取りこぼしが無ければ優勝できていたかもしれない」というような使い方をします😥
Q3.「つら相撲」の意味は?
答えは・・・ A.勝ち または 負け が連続していること
こちらは「つら」の漢字をどう当てはめるかがキーポイントになってきます!
最も近いのは答えにある通り、「連」という字だと思います👆
ちなみに、ダミー選択肢は「面」「辛」という字をイメージしながら考えてみましたww
Q4.「金星」の意味は?
答えは・・・ B.横綱に対して、横綱・三役(大関・関脇・小結)以外の力士が勝つこと
こちらは一番難問だったでしょうか?
実は横綱以外の力士なら誰でも金星を獲得するチャンスがあるという訳ではありません⚠
三役と称される大関・関脇・小結の力士は横綱に勝ったとしても金星獲得にはならないのです・・・😓
なので、今場所は初日に小結の若隆景が横綱の照ノ富士に勝利しましたが、金星のカウントにはなりません・・・
Q5.「ごっつぁん」の意味は?
答えは・・・ C.相手の厚意に感謝する時の言葉
もともとは「ごちそうさまでした」という言葉が派生して誕生した言葉とされていて、そこから感謝を伝える言葉になったそうです。
一瞬、「食事関係の言葉かな?」と思うかもしれませんが、実は「ありがとう!」に近い意味で使用される言葉なんですね😳
Q6.「タニマチ」の意味は?
答えは・・・ C.力士や相撲部屋の熱心な後援者
漢字で書くと「谷町」となります。明治時代後半に大阪の谷町で相撲好きの医者が力士を無料で診断したことが由来とされています。
タニマチの方は後援会限定のグッズを手にできたり、溜席で本場所観戦ができたりと相撲に関する恩恵も多々あり、ちょっと羨ましい気持ちになってしまうこともありますね・・・😍
②大相撲の魅力発見! ~力士出身地から見る楽しみ方~
今回は出身地の視点から相撲を見てみましょう!
力士において出身地が公にされるタイミングは多々あり、土俵入りの時間と取組前のタイミングで呼出さんより場内にアナウンスされるほか、NHKやAbemaの放送でも字幕で掲出されます📺
やはり、地元の方々からの声援というのは本人にとっても格別でしょうし、本場所で大きな活躍を見せると地元でパレードを開催したり、横断幕を作ったり、臨時でセールを実施したりと一際大きな盛り上がりを見せますよね!
地元の期待を背負い、出身地にゆかりのある四股名を名乗っている力士を数多くいます🗻
下記は一例です👇
またまた、ここでミニクイズ!
ちなみに上記の選択肢は全て過去に、その県から横綱を輩出したラインナップになっていますww
さあ、今回の答えは・・・ Aの青森県です!
問題文にもある通り、青森県出身の幕内力士は現時点で141年間続いていて、今も記録は更新中です😳
しかも、過去には鏡里、初代若乃花、栃ノ海、2代目若乃花、隆の里、旭富士と6人もの横綱を輩出した凄い県でもあります!
今でも幕内には宝富士、錦富士、尊富士と伊勢ヶ濱部屋の青森県勢が活躍していますので、引き続き連続在位記録を伸ばしていってほしいですね👍
ちなみに、茨城県からは第72代横綱 稀勢の里、石川県からは第54代横綱 輪島、愛知県からは第53代横綱 玉乃海などの横綱が輩出されています。
私の地元である埼玉県からも北勝富士・阿炎・大栄翔が活躍していますので、推し力士ではありませんが、密かに応援しています🎌
③力士紹介(各力士の紹介で推し力士を見つけよう!)
今回はとある鉄人力士をご紹介します( ^o^)ノ
それが、昨年40歳を迎え、初土俵から一度も休場したことがなく、幕内優勝を2回果たしている 玉鷲関 です!!
まずは鉄人 玉鷲関 の驚くべき記録をご紹介いたします👇
・初土俵からの通算連続出場記録が1631回で歴代単独1位
・幕内での出場回数が1334回で歴代単独6位
・幕内での連続出場回数が990回で歴代6位
・最高齢の37歳10カ月で2度目の優勝達成 ※2025年1月時点
どれも驚くべき、素晴らしい記録ではありますが、初土俵からの通算連続出場記録1631回というのはもはや信じられないレベルの記録になっています😲
しかも、2022年には昭和以降最高齢となる37歳10か月で幕内最高優勝を果たす偉業もありました!!
激動の平成時代に玉鷲関と戦った親方衆も「身体の張りが落ちていない」「下半身の衰退が全く見られない」「本当に鉄棒なのではないかと思うくらいの突っ張り」など、声を揃えて玉鷲関の鉄人っぷりを語っていますww
玉鷲関は常に「気持ちは若いですから・・・笑」「若い子と対戦するのが楽しみです!」など、若々しい発言をしています😂
放送の度に実況で「40歳の~」「ベテランの~」と言われているのはちょっと気の毒な気もしますが、それだけ多くの方が鉄人としての玉鷲関を称賛されているのだと思います。
今場所も初日には27歳の欧勝馬、4日目には25歳の尊富士、12日目には21歳の伯桜鵬、13日目には24歳の阿武剋を破るなど、自分よりもひと回り以上年下である20代力士の壁となる活躍を見せてくれました🔥
実は現役の引退後に相撲協会で親方として指導するには、引退する時点で日本国籍を取得していることが大きな条件になっています。
玉鷲関はモンゴル出身の力士ですが、2024年3月に日本国籍を取得しているため、現役引退後に親方として協会に残る資格を得ましたv(^_^)v
まだまだ現役として活躍してくれることを楽しみにしていますが、もし指導者側になったとしても、その鉄人経験を後世に伝えていってほしいと思います!
ちなみに、昔バラエティ番組で見たのですが、土俵上の険しい玉鷲関とは一転して、趣味はスイーツ作りらしいです🤣
そのギャップも良いですね!
👊それでは、本日は打ち止め〜👊