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【駅メロさんぽ #3】ご当地メロディー街道 ”東海道線” を行く音鉄旅♪

みなさん、こんにちは! ひだまり66です🌞
年末年始は1年の振り返りや新年の抱負をメインに語ってきましたが、今回から通常投稿を再開いたします!
そういえば、今日は成人の日ですね~、20歳になられた方々おめでとうございます🌸
自分の成人式は6年前か・・・
っていうか、今は成人式ではなく ”二十歳の集い” とか言うでしたっけ?笑
時が経つのが早すぎて困惑ですww
さて、新年最初の通常投稿、題材を何にするか悩んだのですが、やはり音鉄たるもの音ネタから始めようと思いました🎵
しかも、今年は元日から音鉄運が比較的良いのです!!
というのも、少数派のモーターを積んだ車両に当たる機会が多いことから勝手に音鉄運が良いと言っているだけの話ですが・・・笑
過去の ”駅メロさんぽ” シリーズはこちらからどうぞ👇

第3回となる今回は ”ご当地メロディー街道” と筆者が勝手に呼んでいる東海道線(東京~小田原)における一部のご当地メロディーを紹介しながら東海道を下っていきたいと思いますv(^_^)v
毎度のことですが、筆者本人はあまり駅メロの録音をするタイプではないので、音鉄Youtuberの方々より音源は拝借しております。


品川駅 ”鉄道唱歌”

「汽笛一声新橋を~」から始まる鉄道唱歌🎵
当駅では開業130周年を迎えた2002年からこの鉄道唱歌を発車メロディーとして使用しています。
個人的には最後に流れる蒸気機関車の汽笛🚂
あれがまたレトロな雰囲気で良いんですよね~
しかも、品川駅は乗降客の多さから、余裕を持ったダイヤが組まれていることが多く、1~2分停車する列車も結構あるのでしっかりと余韻まで楽しめるのが特徴です。
また、同じ曲ではあるものの、上下線で音色違いの曲(verBとverC)が採用されています🤭
個人的にはverBの方が好きですね~😁
ちなみにverAもかつては存在していましたが、現在は使用されておりません・・・

川崎駅 ”上を向いて歩こう”

品川駅から1駅進んだ川崎駅🚉
この駅では昭和を代表するソロシンガー・坂本九さんがここ川崎市の出身であることに因み、2016年代表曲である ”上を向いて歩こう" が東海道線ホームの発車メロディーとして使用しています。
実はJRより先に京急電鉄が2008年から京急川崎駅の列車の入線メロディーに使用していたため、そちらのイメージの方が強い方も多いかもしれませんが、実はJR川崎でもこの曲が使用されていたのですね~👍
JRも京急と同様に、上下線でAメロverとサビverを採用しているため、2種のバージョンを聞くことができます🎵
曲の題名のようにこれで通勤時間も少し明るい気持ちになれたら良いですね🤗

藤沢駅 ”藤沢市歌”

JR東日本管内の東海道線で今最も新しいご当地メロディーがこちら👇
藤沢駅3番線と4番線の発車メロディーが2024年の10月より ”藤沢市歌” に変更されました!
藤沢駅ではこれまで汎用メロディーが使用されてきましたが、市のPR活動の一環で市歌が使用されることになったそうです🤔
実はこのように市のPRを目的として発車メロディーに市歌を採用する駅って意外にあるんです!
先ほどご紹介した川崎駅も東海道線ホームでは ”上を向いて歩こう” の楽曲が使用されていますが、南武線のホームでは ”川崎市歌” が使用されています。
他にも、埼京線の北戸田・戸田・戸田公園の各駅で戸田市歌である ”ああ わが戸田市” 、高崎線の上尾・北上尾の各駅で ”上尾市歌” 、熊谷・籠原の各駅で ”熊谷市歌” が使用されています🎶

辻堂駅 ”浜辺の歌”

童謡 ”浜辺の歌” の歌詞は、作詞者である林古渓が幼い時に、辻堂の海岸を歩いたことから作詞されたと言われています🌊
それをきっかけに地元ゆかりの童謡として2016年から、ここ辻堂駅でこの曲が発車メロディーとして使用されています🎵

茅ヶ崎駅 ”希望の轍”

平成を代表するロックバンド "サザンオールスターズ" の代表曲と言っても過言ではない ”希望の轍” がここ茅ヶ崎駅の発車メロディーとして2014年から使用されています🎤
サザンは筆者の世代ではないので、詳しいことははあまり分かりませんが、歌詞の中に茅ヶ崎を連想させる言葉も入っているほか、地元の方々の熱意ある署名運動が実を結んで実現した施策のようです😊
諸説ございますが、サザンの曲を発車メロディーに起用したいという話は結構前から出ていたそうなのですが、最終的にその機運が高まった決定打はメンバーの桑田氏はが市民栄誉賞を受賞したことだと言われています🎉
発車メロディーとしてはやや長めではありますが、それなりの乗降があるので大幅な遅延等がない限り、フルコーラスで流れる確率は結構高いと思いますv(^_^)v

平塚駅 ”たなばたさま”

平塚と言えば・・・ そう、”湘南ひらつか七夕まつり” が全国的にも有名ですよね~
規模が大きいらしいので、筆者も一度は行ってみたいものです😝
その七夕まつりに因んで、ここ平塚駅では童謡の ”たなばたさま” が発車メロディーとして使用されています🎵
しかも、平塚駅は平塚発着の列車があったり、当駅で特別快速や特急列車の待避をする列車もあるので、上下線2本ずつ、1番線から4番線までのホームがあります。驚くことに4つの番線全てでアレンジが異なるのです😮
なので平塚駅だけで4種類のたなばたさまを楽しむことができます!
サザンの曲は特定の年代にしか響かないかもしれませんが、童謡は子どもたちの心にも響くでしょうか?
当初は期間限定で使用される予定だったそうですが、好評を受けて2013年の導入以降、2025年1月現在も継続して使用されています!

二宮駅 ”朧月夜”

筆者もこの記事を書く前は知らなかったのですが、神奈川県二宮町は早咲きの菜の花で有名だそうです🌻
その菜の花に因んで、「菜の花畠に、入日薄れ……」の歌で始まる唱歌 ”朧月夜” が当駅の発車メロディーに起用されたと言われています( ^o^)ノ
2016年から継続して使用中です。
どちらかと言えば、歌手の出身地繋がりで起用されることが多いご当地発車メロディーですが、この場合は完全に歌詞から縁を結び付けているような感じですね🎶
ちょうど周辺駅がPRのためにご当地メロディーを続々と導入していた時期なので二宮町もこれに参戦したのでしょうか?笑

国府津駅 ”みかんの花咲く丘”

みかんの産地として知られる静岡県伊東市と神奈川県小田原市🍊
東海道線の国府津駅と伊東線の宇佐美駅・伊東駅では地元の童謡である ”みかんの花咲く丘” が発車メロディーとして使用されています🎵
先に発車メロディーとして導入されていたのは伊東線の方で、伊東市内のNHKラジオ局から生中継を行うために制作された曲と言われています。
実際に2015年に伊東線内でこの曲が発車メロディーとして導入されるとみかんの産地繋がりで、2022年には小田原市にある国府津駅でも同じ曲が使用されるようになりました🍊
国府津駅は東海道線が上下2本ずつと御殿場線ホームが真ん中にありますので、1~5番線まであり、こちらも全ての番線でバージョン違いとなっています!
中でも3番線の御殿場線用ホームでは、車掌さんが乗務していない列車(ワンマン列車)では発車メロディーが鳴りませんのでご注意ください⚠

小田原駅 ”お猿のかごや”

さて、最後は小田原駅です!
当駅でもゆかりのある童謡が発車メロディーに使用されています!
それが、あの有名な ”お猿のかごや” 🙊
ところで、みなさんはなぜこの曲が小田原と関係があるかご存じですか?
実はこの曲の中には「小田原提灯ぶら下げて・・・」という歌詞があります🏮
江戸時代に宿場町として栄えた小田原では、当時旅人が携帯できるような折りたたみ式の提灯をぶら下げて歩いていたことが由来になっているそうです。
そんな江戸時代の由緒溢れる小田原に来た時、この曲をホームで聞くと東京から1時間以上かけて「やっと小田原まで来たのだな・・・」としみじみと感じる不思議な曲調です・・・笑
当駅も1~4番線までありますので、曲のバージョンも4種類あります。
筆者はオーソドックスですが、最もシンプルな3番線バージョンが一番好きです😊
2014年の使用開始から既に10年以上が経過しています。せっかくなのに以前からスピーカーの音質が悪いことで有名だった当駅でしたが、2023年に放送装置の更新が行われたことで、発車メロディーも非常にクリアな音質になりました!
まあ、スピーカーの音質が気になるのは、もはや音鉄だけかもしれませんがww

さて、今回は日本最初の鉄道しても知られる東海道線をご当地メロディーとともに下ってまいりました🚃
いかがでしたか?
それぞれの駅でゆかりのある曲を採用しており、その駅を「より多くの方々に知っていただきたい!」という地元の方の思いが実った結果でもあるかと思いますv(^_^)v
最近は放送装置の更新やワンマン運転の拡大等でJR東日本の駅から発車メロディーが消滅してゆく例が多く見受けられますが、どうにかこのようなご当地メロディーは残してほしいですね・・・🙏

※この記事は筆者が知り得ない情報もありましたので、下記のサイトを参考に執筆いたしました👇
https://7-pref.com/gotochi_gotochi.htm

🎶それではまたお会いしましょう🎶