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高速道路を逆走してしまう人の脳内ではこんなことが起きている

毎年のように増え続ける高速道路の逆走事故。ネクスコも様々な対策を講じているが完全には防げていないようだ。一体どんな理由からなんだろう? 過去に逆走してしまった方々のインタビュー記事を読んで「なるほど~」と少しは分かった気がする。

例えば米沢市から東京方面に行くとする。福島ジャンクションで東北中央自動車道から東北道へ乗り換えなければならない。

上記の標識を見て脳内では「東京へは右なんだな」と理解する。すると下記の合流地点で「東京は右側、だからここは右に曲がるのが正しい」という判断で右折してしまうようだ。合流地点を丁字路と誤認している時点で「自分は今、高速道路上にいる」ということを忘れてしまっているんだろうな~

一般道と誤認しているので本人は左車線を走っているつもり。実際は追い越し車線なわけだが。だから、どんなに埋め込みポールや矢印で逆走防止対策をしても脳内にこびりついた「東京は右」が剥がれない限り、それが目に入らず無意味になってしまう。困ったことだ。

未来の道路

カーナビで逆走を警告する方法があるかもしれない。しかし、装備していないクルマだったら無理だね。私が考える未来の道路。AIが道路上に異変を感知したら小型ドローンを飛ばしフロントガラスの前で距離を保ったまま並走。「あなた逆走してますよ」と音声で知らせてあげる方法。

片側一車線の一般道でも使える。極端に速度が遅く、先頭車両が蓋をするように多数の後続車へ迷惑をかけている場合は「あなたは遅いので速度上げるか、次の待避所で後続車を全て見送ってから本線に合流してください」と案内してあげられる。スムーズな流れが一番ドライバーをイライラさせず事故防止に繋がる。道を快く譲ってあげると必ずいいこと起きるからね!

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