市民の暮らしの味方 行政相談委員
クルマで走っていてこんなことはないだろうか? 何年も空き家の敷地から雑草が元気よく伸び、歩道まで覆われているパターン。こうなると登下校中の小学生はそこを避けるように一旦車道へはみ出して通っていく。
ドライバー目線からすると結構怖い。ハラハラ・ドキドキしながら小学生の横をスピードを落として慎重に通過せねばならない。ドライバーと同じように子どもたちも怖いよね。
この問題をどうやって解決したのか先日聞いた。地域の行政相談委員が窓口となり市役所の土木課へ問い合わせる。そこから県外に住む土地所有者に連絡が行き、所有者が依頼した業者が雑草を刈り取ってくれ万事解決。相談してからたったの数日間というスピード解決。
そのスピード感に驚いた。行政やるじゃん!
そんなポテンシャル持ってたのね~ 今まで爪を隠していたのか。今後も民間と同等のスピード感を維持できれば市民は大満足。
交通事故多発ポイント
このお話を聞いてすぐ私は以前から気になっていた交差点について行政相談委員に連絡を取った。目の前のスーパーの出入口は信号機のない十字路。死亡事故は起きないが、年に数回必ず軽い交通事故が起きる。
道路幅が急に狭くなる地形で、夕方になると西進するクルマはモロに西日を食らう。しかも買い物客が増える時間帯と被り歩行者が見えづらい。その横断歩道の白線は現在薄っすらとしか残っておらず、ほとんどのドライバーは歩行者が居ても止まらない。もしかすると見えていないかも。
その旨を伝えると、まずは警察が動いてくれて横断歩道の白線は来月に塗り直すと約束。警察のほうでも事故多発ポイントという認識はあったみたい。これで一歩前進。市民からの声をどんどん挙げていかないとね。
私は別件で直接市役所にお願いしたことがあったが、こんなに早い報告なんてあり得ない。市民が直接言うよりも行政相談委員を通したほうが早いと勉強になった。皆さんも米沢市のちょっとした問題にモヤモヤしていたら一度行政相談委員にコンタクトを取ってみることをオススメします。
総務省のHPにある行政相談の解決事例
こういう良い税金の使われ方をしていれば市民はきっと満足。間に入ってくれた行政相談委員に感謝だね。『暮らしの味方』とはまさに言い得て妙。