勉強に集中するスマホとのつきあい方
「夕方、学校から帰って来て、おやつを食べながら何となくスマホを手に取ると、そのまま見続けてしまう…」
こんな声をよく聞きます。晩ごはんを食べたあとも同じですね。
ぼくが中高生の頃はテレビでしたが(スマホはなかった)、一度スマホやテレビを見てのんびりモードに入ってしまうと、そこから勉強するのは至難の技です(経験済み笑)
もし、何となくスマホで動画などを見続けて、その結果、本当におもしろかった!充実した時間だった!と思えるならまだいいのですが、そうなることって、まずないですよね。
たいていは「だるくなった」「寝落ちした」「この時間、何だったんだ…」となるのではないでしょうか。
であれば、さっさと勉強して、そのあとに楽しめばいいんだと思います(睡眠時間に影響しない程度に)
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こうするためには、勉強ルーティン(勉強するまでの流れ)にスマホを入れないことが大切です。
夕方、学校から帰ったら、(スマホやテレビは見ないで)おやつを食べながら勉強する。
晩ごはんのあとも、(スマホやテレビは見ないで)好きな飲み物を準備して、そのまま机に向かう。
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また、スマホを視界に入れないことも大切です。
「ピコーン」と着信音が鳴ったり、バイブの音がしたり、画面が光ると、人は反応してしまいます。
机の上など視界に入る場所に置いておくだけで、意識の何パーセントかを取られて、集中力が下がるという研究もあります(わかる気がする)
「友だちからラインが来てないかな」と気になって、何度もスマホを見てしまう人も結構います。
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スマホがあっても気にならないことにエネルギーを使っても疲れるだけでうまくいかないので、
ぼくはスマホの着信音もバイブも切って、カバンに入れています(場所も決めています)
視界から外すと存在を忘れます(最初は気になるけど、すぐ慣れます)
そして、作業の区切りがついた休憩のときにだけ見るようにしています。
このときも、ラインや電話の着信だけ確認して、すぐにカバンに入れてしまいます。
生徒さんのなかには、スマホを家族がいるリビングや階段に置いたりする人もいます。
勉強する部屋には置かないってことですね。
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今回はスマホとのつきあい方についてお話しました。
今やスマホは現代社会を生きるために不可欠なものです。上手につきあう方法を身につけたいですね。