比田井通信 第881号(知らないところで守られている)
2024.8.31発行
今日は最後に重大な告知がございます。
お急ぎの方、先にご覧ください。
お時間のある方は、最初からお読みください。
きっとそっちの方が盛り上がります。
映画のクライマックスを先に観てしまったら、面白さ、半減ですものね(笑)
あっ、今日のヒダツー長いです。
覚悟を持ってお読みくださいね。
さて、「守られている・・・」と感じたことありませんか?
私なんてしょっちゅうです。
例えば・・・、
先日、横浜に講演で行きました。
夕方スタートの講演でしたので1泊して翌朝、帰ってきました。
朝8時頃、横浜➡東京駅の東海道線に乗ろうとしました。平日のこの時間帯、メチャメチャ混んでいるんですね。
大きなスーツケースもありましたし…
田舎から来ている小心者の私は750円ほど余計に出してグリーン車に乗ろうと決めました。グリーン車両に乗り込み、モバイルSuicaを使ってグリーン券を購入しようと思ったら・・・
「エラーです。グリーン券は購入できませんでした。」
のメッセージなんです。
「えっ?」と思いながらもう一度、チャレンジ。
ダメです。
一旦、電車を降りてホームで再度挑戦。
ダメです。
仕舞いには
「Suicaが見つかりません。新規登録しますか?」
のメッセージです。
「えっ?!どういうこと!」
この後の私の心理的動揺と行動を細かく書きたいところなのですが、皆さんの貴重な時間を使って読んで頂いているメルマガですので、短く話します。
この後、喫茶店に入ってモーニングセットを食べながらスマホと悪戦苦闘の末・・・
ダメでした。
Suicaではなく、現金でという方法も考えましたが、私のモバイルSuicaにはこの後、東京駅から乗る新幹線のチケットもすでに登録済みです。
このモバイルSuicaが使えないとそのチケットも無駄になってしまいますし、今後のことを考えると「駅員さんに聞く」というのが一番の方法だと判断して、混雑しているお忙しい時間に、大変申し訳ないのですが
「すみませぇ~ん。ちょっと困ってまして・・・」と状況説明をして、アドバイスを聞いて、アプリの立ち上げ直しをしたところ・・・、意外とアッサリ復旧。
とっても感じのいい若い駅員さんで
「きっと、へんなタイミングでアプリの更新が入ったんだと思います。ときどき、こういう状況があります。申し訳ありません。」
と言うことでした。
わたし・・・、
「ツイていた・・・、守られている」って思ったんです。
これが、前日の移動中だったら、講演にも支障がでたかもしれません。しかも、感じのいい駅員さん。
笑顔で「助かりました!」と言えたんです。
次に同じ状況になったときの対処法を時間に余裕があるときに知ることができました。
これ、守られていますよね?
もう一つ。
一昨日の朝のことです。
ふと・・・
「次のラジオの収録、いつだっけ?」って思ったんです。
ちょっと、胸騒ぎがしたんです。
スケジュールを確認しました。
どこにも入っていないんです。
私にとってラジオ収録というのはこの16年間、月に一度やってくる、かなり緊張感のある仕事なんです。
正確に言うと、ラジオ収録日の3営業日前にFM長野に提出する原稿の締め切り日がプレッシャーなんです。
いつもなら、2週間ほど前から
「〇月〇日が収録だから、△月△日に原稿提出。ということは、×月×日に原稿書いて・・・」
といった感じなんです。
その大事な次回の原稿の提出日がスケジュールのどこにも見当たらないんです。
「えっ、前回の収録で録音したの何月何日の放送分まで録ったっけ?」
前回の原稿を確認しました。
9月4日まで録ってありました。
ということは・・・9月4日が次回の収録日の可能性が高いんです。だいたい、いつもそんなタイミングなんです。
その場合、原稿の締め切り日は3営業日前の15:00。
つまり、8月30日の15:00。
このことに一昨日(8/30)の朝に気づいたんです!すぐにディレクターの松林さんに電話で確認です。
「つかぬことをお聞きしますが、次回の収録、9/4ですよね?」
「はい、そうですが・・・」と松林さん。
それが昨日の朝、7時15分です。
間に合います!
もしも、一昨日、授業があったり、講演があったりしたら、もうアウトです。
1ヶ月分の原稿を書くのにだいたい6時間です。調子が良くて6時間。
でも、なんとか間に合いそうです。
ちょっと安心した後・・・
あれ、9/4って大事な予定があった気が…
そうです、その日は木下晴弘師匠が小諸商業高校で講演をするんです!
2週間ほど前にその情報をゲットしまして
「木下さん!その日、空いているので小諸商業高校までの送迎とアシスタント、お任せください!」って約束していたんです。
この時はラジオ収録の予定を入れ忘れていますから、空いていると思っているわけですよ。
「うわぁ~、どうしよう~」と思いながら冷静になって考えてみたら、ラジオ収録は午前。木下師匠の講演は午後。
せぇぇぇぇ~ふです。
結果、私の心の動揺はジェットコースターでしたが、すべて問題なく済んだんです。
朝、7時15分に
「あれ、次回の収録いつだっけ?」
という胸騒ぎのおかげなんです。
原稿が書きあがったのは締切の10分前です。
これが、もしも、1時間遅れていても締め切り時間に間に合わなかったんです。
これ、凄いと思いません?
何かに守られているとしか思えません(笑)
あぁ~、こんなしょうもないネタで終わるつもりはないんです。ホントは10行ぐらいで終わらせたい話をこんなに付き合わせてしまってすみません。
今日の本番はここからなんです。
ここまでのお話は私が守られていたお話ですが、この後のお話は私はもちろん、あなたも、あなたの家族も・・・、この国に住んでいるすべての日本人が守られていたというお話です。
日本講演新聞の8/19号を読んだ方はもうご存知ですね。赤塚高仁さんのあのお話。凄いお話ですね。
第二次世界大戦のリトアニアの領事をしていた杉原千畝さんがナチスドイツから逃げてきたユダヤ人に対してビザを出して6000人を救った話は映画にもなりましたし有名なお話ですよね。
ご存知ない方は1分30秒だけこの予告編をご覧ください↓
映画「杉原千畝」予告編
当時、ドイツと同盟関係にあった日本の領事がユダヤ人を救う行動をとるということがどれだけ難しく大変でリスクが大きい事か、想像に難くないですよね。
ところが、同じ時期にもっとたくさんのユダヤ人を救った日本人がいるんです。
ナチスドイツに占領された国にいたユダヤ人たちがソ連と満州の国境沿いにあるシベリア鉄道のオトポール駅まで逃げて来ていました。
そこから満州鉄道に乗って上海まで行けばアメリカに亡命できます。
ところが、日本とドイツは同盟国です。満州国の外交部が入国の許可をしぶってユダヤ人はオトポール駅に足止めされていました。
冬のシベリア鉄道の駅です。極寒の地なんです。いつまでもそんなところにいたら凍死します。
そのとき、満州の陸軍中将だった樋口季一郎は独断で満州鉄道のトップに「すぐにユダヤ人を乗せて上海まで列車を走らせろ!」と命令をします。
なんと13往復して2万人のユダヤ人を救ったといわれています。
でも、これを知ったドイツはおもしろくないですよね。当日の満州国トップの東條英機に苦情を入れます。東條英機は樋口中将を呼び出して「なんということをしてくれたんだ!」と問い詰めるんです。
これに対して樋口中将は
「確かに日本はドイツと同盟を組んでおりますが、ドイツの属国ではありません。戦争中といえども、そんな国のお先棒を担いで弱い者いじめをするのが日本の国柄だとは思いません。私は人道上の見地からユダヤ人を助けようと思いやりました。」
それを聞いた東條英機は一瞬言葉を失った後、
「そうか分った。このことは一切不問とする」と言ったそうです。
大東亜戦争が終わった時、その樋口中将は北海道、南樺太、千島列島という「北の守り」のトップを務めていました。
日本がポツダム宣言を受け入れて戦争が終わったんです。武装解除命令が下りました。
ところが、樋口中将はまたも独断で千島列島の一番北にある占守島に軍隊を集結させます。他の将軍たちは「樋口は気でも狂ったか、なんでそんな島に軍隊を集めるんだ!」と思ったそうです。
でも、樋口中将はソ連がやることを見抜いていました。
「必ずソ連は攻めてくる」と。
8/18未明に予想通り、ソ連軍が占守島に上陸し攻めてきました。樋口中将の指示で集まっていた8500人の守備隊と激しい戦闘になります。
激しい戦闘の末、守備隊は占守島攻防に破れ、千島列島はソ連に占領されてしまいます。
でも、占守島の攻防で千島列島占領が遅れたことで北海道は守られました。ソ連に占領されなくて済んだんです。
樋口中将の判断と、戦争が終わっているのに命を懸けて占守島で戦ってくれた守備隊の方々のおかげなんです。
このときの樋口中将の独断がなければ、今頃、北海道は北方領土のように日本人が住めない地になっていた可能性が高いです。
北海道がない日本なんて考えられないですよね。
でも、樋口中将のことを知っている日本人はどれだけいるんでしょうか?
歴史の授業でまったく、習いませんよね。
知らないところで我々日本人は守られていたんです。
まだ、終わりませんよ。
この後のお話は、最近、大愚和尚に教えてもらったお話です。
日本が大東亜戦争に負けたあと、アメリカ、ソ連、中国、イギリスによって4分割される計画があったことをご存知でしょうか?
私は知りませんでした。
その4分割の方法は
北海道、東北➡ソ連
関東、中部、関西、沖縄➡アメリカ
四国➡中国
中国、九州➡イギリス
というものだったそうです。
1951年9月のサンフランシスコ講話会議で
戦争に勝った連合国51ヶ国が参加して、この後の日本をどのように統治していくのか話し合われました。
その中で提案されたのが上にある通りの4分割統治案です。
実際にドイツは2分割されました。
朝鮮は未だに2分割されたままです。
日本は4分割ですよ。
ところが、あわや日本が分割されるかという窮地に立たされたときに、その分割案に真っ向から反対したのが、現在のスリランカ、当時のセイロンの大蔵大臣だったジャヤワルダナ氏です。
後にスリランカの大統領になった方です。
ジャヤワルダナ氏はこう発言します。
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私たちが戦争で受けた天然ゴムなどの被害は、確かに日本に損害倍書を請求する権利があるかもしれません。
しかし我国はその権利を行使するつもりはありません。
なぜなら私は先週、日本を訪問し、インドからアジア各国に伝えられた仏教の共通の文化があるのを見つけました。
また、日本の人たちからは、今もお釈迦さまの教えが息づき、その教えに従っていこうとしている気持ちを感じました。
私はお釈迦さまの
「憎悪は憎悪によってはやまず、ただ慈愛によってやむ」
という言葉を信じているので、日本の自由を制限すべきという意見には賛成できないのです。
アジアの将来にとって完全に独立した日本が必要です。
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力強いジャヤワルダナ氏のスピーチによって会議の方向性が大きく変わりました。
会場中に大きな拍手が起きたそうです。
結果、一部の反対する国々の意見を押し切って日本は分割統治を免れました。
繰り返しますが、
こんなこと知ってました?
私は知らなかったです。
樋口中将のおかげで、北海道が守られたんです。北海道のない日本なんて考えられないですよね。
さらに、もしも、もしもですよ
日本が4分割されていたら、
今頃、どうなっていたんでしょうね。
辛うじてドイツは元に戻りましたよ。
いや、元には戻っていません。
旧西ドイツと旧東ドイツで経済的な格差がいまだに大きいと聞いたことがあります。
韓国と北朝鮮なんて、未だにいがみ合ってます。同じ民族がずぅ~っと戦争状態ですよ。
日本もそうなっていたかもしれないってことです。
長野から九州や、四国、北海道にいくのにもパスポートが必要なんです。
同じ日本国民がいがみ合っていたかもしれないんです。韓国や北朝鮮のように戦争状態になっていたかもしれないんです。
今の日本がどれだけ幸せなのか・・・
カンタだって知覧にも行けないんですよ。
四国にも行けないんですよ。
今の日本、なんて有難いんでしょうね。
幸せですね。
我々は
知らないところで
守られていたんです。
誰に?
ジャヤワルダナさんです。
そのときに拍手をしてくれた
各国の代表です。
2600年前に仏教の教えを拡めてくれたお釈迦様です。
樋口季一郎中将です。
あのとき、命がけで占守島で戦ってくれた守備隊のみなさんです。
会ったことも見たこともない、
時代も国籍も違う、
血の繋がりもまったくない
たくさんの方々に
知らないところで守られていたんです。
あっ、これ、とっても大事な事だと思うのですが、
「守られている」ことを知っているかどうかは大きいですよね。
「守られている」と思えている人はこれからも守られます。
「守られている」と思えていますから思い切って挑戦できます。
たとえ、うまくいかないことが起きたとしても、ツイていないと思うことが起きたとしても、
「守られている」ことを知ってますから
「あっ、でも最悪の事態は避けられた」
「大事な事に気づけた」
「やっぱり守られている」
という人生になっていきます。
逆に「守られている」ことを知ろうとも、気づこうともしないと、「自分は守られてなんていない…」という生き方になっていきます。
怖くて挑戦もできません。
うまくいかないと人のせいにするしかありません。
「守られている」ことを知る。大事ですね。
大愚和尚がこの動画で教えてくれたんです。
この動画の後半ではジャヤワルダナ氏の発言を肉声で聴くことができます。
大愚和尚のおかげで知ることができました。
本日のヒダツーでお伝えしたいことは以上です・・・が、
重大な告知です。
本日私のところに届いたこちらの動画をご覧ください。
この動画、この後、きっと私を守ってくれる動画です。
あっ、一般公開するのは明日の19:00ですからね。ヒダツー読者の皆様にはそぉ~っと1日早くご覧頂きます。
SNS等でのシェアは明日以降にお願いします。むしろ、明日以降はシェアしまくって下さい(笑)
どうですか?
驚きました?
私は驚きましたよ。
鳥肌がブワァ~です。
本日の重大な告知はそういうことです。
そういうことと言うのは
こういうことです↓
こっちはちょっと長いので
お時間のあるときに、ゆっくり、
でも、じっくりご覧ください。
最後にもう一つお願いです。
明日の19時以降に下記サイトのURLを
ぜひ、いろんなところでシェアお願いします。
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もしかすると、このサイトが
あなたの将来を守ってくれるかもしれません。
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【一般参加可能なヒダカズ講演】
■9/27(金)長野県千曲市/13:30~15:00/千曲市 戸倉創造館大ホール/入場有料(「いきいき創造学級」全10回で1,000円。比田井和孝の講演は全10回のうちの1回)/戸倉公民館 026-275-1490
togura-pc@city.chikuma.lg.jp
■いのちの授業 第20回記念大会
日 時:10/14(祝)12:30~16:30予定
会 場:ウインクあいち 小ホール1(名古屋市名古屋駅徒歩8分)
定 員:200名
(オンライン=Zoom定員300名)
テーマ:「いのちを幸せをみつめて」
講師
水谷もりひと(日本講演新聞編集長)
比田井和孝(上田情報ビジネス専門学校副校長)
佐々木美和(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
鈴木中人(いのちをバトンタッチする会)
コメンテーター=志賀内泰弘(作家)
ミニ音楽=北村遥明(虹天塾近江)
入場料:学生500、一般2500円、当日券3000円(会場のみ)
チケット購入はコチラ↓
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■11/7(木)長野県上田市/14:30~15:30/上田市真田町 真田中学校体育館/入場有料/真田中学校PTA(教頭 後藤先生 0268-72-2023)
【第19回 ココロの授業 講演会】
日 時:2024年10月26日(土)
12:30~16:00
ゲスト:木下晴弘師匠
会 場:サントミューゼ 大ホール
※ご予約はコチラ↓
https://forms.gle/nHjfbKicLpSvMefD9
以上、比田井通信でした!
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編集・発行 比田井和孝
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