織り成す布が暖めたものは何かの件

今朝おすすめプレイリスト再生で音楽聴いてたら、中島みゆきさんの「糸」が流れてきました。

色んなアーティストがカバーしてる、国民的名曲。

「縦の糸はあなた。
横の糸はわたし。
織り成す布は、いつか誰かを、暖め得るかもしれない~」って、例の名フレーズに差し掛かり、私は思うわけです。

「暖め『得る』『かも』『しれない』って。そんな消極的なことじゃあ、暖まるものも暖まらないっしょ」と。
「やる気が感じられない!」と笑

私の縦の糸であるはずの夫は、「朝から嫁は何を言ってるのかな?今日も元気そうだな~。」と言う顔で、にこにことスルーしているいつもの我が家の風景です笑

さてさて、本題に入ります。
先ほど、仕事で車を走らせていたら、幼い子どもを三人連れたご夫婦が歩いていました。
向こうは徒歩、私は車。
時間で言ったら1~2秒のすれ違い。

なのに、ずっとその家族のことを考えています。

10歳くらいの女の子、5歳と3歳くらいの男の子とパパとママ。
お姉ちゃん以外の4人が、お揃いのTシャツ着てたんです。

私、一人違う服を着てるお姉ちゃんを見た瞬間、ペアルック着てるそのご夫婦の無神経さに心底腹が立ったのです。

深い意味はないんだと思うんですよ?
ないと信じたい。
でも、いい歳した夫婦がバッカじゃねーの。
と思わず言葉を吐き捨ててしまいました。
余計なお世話すぎる笑
何着ようが着まいが、その人の自由笑

でも「お姉ちゃんが一人着てない」って!
私にとっては、信じられないことなわけです。

見ず知らずの人だと、その背景がわからないから、無責任に簡単に非難してしまうじゃないですか。

それは良くないなと思い直して、思いつく限りの「お姉ちゃんだけがペアルックを着ていない正当な理由」を考えました笑

①サイズがなかった
→じゃあ家族全員で、買わなきゃいいじゃん

②お姉ちゃんが「私は着たくないけど、みんなは着たら?」っていった
→じゃあ家族全員で、着なきゃいいじゃん

③お姉ちゃんのだけ洗濯のタイミングがずれて、乾いてなかった
→じゃあ家族全員で、明日着りゃいいじゃん

④兄弟のお揃いルックは可愛いから、どうしても着せたい
→じゃあパパとママは着なきゃいいじゃん

ダメだ、、、何をどうしても、モヤモヤが消えない笑

あ、こんなのはどうでしょう。

朝、ファミレスでモーニングを食べた帰りだったんですよ!きっと!
言問通りを散歩して(言問通りを走ってる時のすれ違いだったので)、根津のデニーズでモーニングして、上野公園とかに向かうとこなんだ、きっと。
そしたら、デニーズで、お姉ちゃんがTシャツにジュースこぼしちゃって。
持ってきてた着替えを、さっそく着たんじゃないかしら。

そうだそうだ、きっとそうだ!

、、、でもなぁ、、、。

もう、ここまでの時点で、あのお姉ちゃんの顔が、私の頭の中でしょんぼりした長女の顔に刷り替わっちゃってるわけです。

で、夫と息子二人と私が、浮かれたペアルック着ちゃってる。長女だけ一人違う服。
さぁ、これから楽しいピクニックー!!

、、、って、やっぱならねぇ笑

あれだよね、私は、私のシャツばっと脱ぎますよ、そうなったら!!!
で、長女に着せるわけですよ!!!
で、もうブラトップいっちょで上等じゃねーかこれで上野公園行ったらぁ、ってなってる笑
もう収拾が着いたんだか着いてないんだか笑
我が家のいつもの風景ですよ笑

そこで夫の出番です。
あれですよ、夫が例のあれを!!
縦と横で織り成した布を!!!
さっと出して私をくるんでくれるはず!!!
解決。万事解決。

あぁ、確かに。
織り成す布は、いつか誰かを、暖め得るかもしれないなぁ笑

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