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最強にコンパクトで、濃い音楽理論本を書くプロジェクトです。

 本シリーズは、出版できるクオリティを念頭に、私が「知識ゼロからじゃないと読めない音楽理論本」を作るプロジェクトの、今は草稿です。


 まぁ出版なんかしませんが、それでも本シリーズの記事を「本書」と呼んでいきます。ご了承ください。

 「知識ゼロからじゃないと読めない」ので、既に何かしらそれ系の知識を齧ってしまっている方は、知識をまず抜いてから読み進めていただきます。

 ただし一つお断りしておかなければならないのですが、「楽譜の読み方」は取り扱いません。
 
五線譜その他の読み方が分からない方は、分からないなりに読み進める(後述「フレット理論」側からをお勧めします)か、楽譜の読み書きだけはよそで学んで下さい。
 なぜならその程度なら、よそで学んでも “問題ない(意味深)” からです。

かなり範囲は絞りながら、内容を洗練させていく方針です。

 つまりは、およその用語を私が「再定義」してから導入していきます。
ゆえに、他で聞いたことあるワードであっても、読んでくれるあなたのこれまでの知識を、採用しません。

 勿論、意味も無くそんなことをするはずもなく、私なりの「良い説明」のためです。

 本当に「知識ゼロ」を自称する方は、「本書を読みながらよそでも勉強」は、お薦めしません。混ぜるな危険。

 従って、本書のデメリットは「日常会話では注意しないと、本書を読んでいない人とのやり取りに支障を来すかもしれない」ことです。
 OKな方はどうぞ、記事購入をご検討いただけると幸いです。

主にポピュラー音楽界隈。「クリシェ」とか。

 もちろん「全然でたらめなワードチョイスや定義」をするつもりはなく、その多くは「定義と用法の見直し」の範囲に収めます。

🔸🔹

 本書の大きな特徴は、入門口が「🔸鍵盤理論」と「🔹フレット理論」の、2窓口に分かれていることです。

 ピアノや五線譜の方が親しみがある方は前者から、ギターやタブ譜の方が親しみがある方は後者から、読んでいただければ良いです。

🔸管楽器類は(移調楽器であっても、管孔が少なくても)前者です。
🔸打楽器は、マリンバなどが前者に属するので、前者が良いと思います。

🔹ヴァイオリン属の場合は最善が難しいですが、本来は後者です。
しかし五線譜を当たり前に使うので、人によっては前者からでも良いのかもしれません。
🔹歌、口笛、トロンボーン、テルミン、のこぎりも同様です。

🔹五線譜を全く通らずにDTM作曲を始めたい方も、(一応ピアノロールには白鍵黒鍵の塗り分けがあるものの)後者が良いと思います。

🔸🔹ハープ や 琴 が一番 悩ましい構造です。
でもそんなのが手元にある人、既に前者の音楽教育 受けてるでしょ。だから後者で。

 本サイト・noteでの公開では、都合上 両者を交互にリリースしていくことになるだろうと思います。

 どちらから読み進めても、最終的には同一の内容に収斂していきます。

🔸🔹

 もう一つ本書の特徴を説明すると、「これがこうだとすると、次はあれが気になるよね」という順序で、内容と「できること」が徐々に拡がっていくカリキュラムを志向しています。

 そうして、既存の音楽理論体系を「再構築」します。
 最終的には、他の本とかを読んだのと同等の見識を得ます。ただし途中で読むのをやめてしまう場合の責任は負いかねます。

 例えば本書は、長3度とか短3度とかいう「音程」の概念を、最初に導入しません。要らないからです。
「まず初めに音程を覚えないと何も始まらない」というスタンスの本で挫折した方には朗報かもですね。

 それとあと、私が観測する中で「(手遅れな程に)多義化し過ぎている」と感じた用語は、封印して綴ります。「スケール」や「モード」などです。「転調」は、使用はしますが、良い感じに再定義します。

🔸🔹

 また、前述の通り、現段階では草稿です。
ゆえに、後ろの方を綴りながら、前の方の記事を更新することが物凄く多発することが予想されます。ここは申し訳ないですが、何卒ご了承ください。

ビジョンはある程度 見えてる。

 なお、概ね全十回に収めることを目標にしています。

追記】現状、補遺(不必須)の回が+2回で、それらを含めるなら、全十二回になっています。

ここまで読んで下さった方へ
第一回のプレビューのみ全体公開中!!

※編集上の都合で、同ページ後半にフレット理論の第一回が掲載されて
います。




本書の誓い(三戒)

、独自の音楽用語を新設する唯一の理由は、
 →「説明がどうしても長くなる概念」の説明文を、短く折りたたむため。

本書での実例:「実装」「音距離」「ダイアトニック・コア」「断章」

※「全体の簡潔さ」よりも「部分の平易さ」が欲しい場合用に、
『独自用語の言い換えリスト』を、本書の付録につけます。

、「一般的な音楽用語」を再定義するのは、
 → 既に意味が曖昧になっており、何かしらの理解を妨げている用語の時。

本書での実例:ダイアトニック、キー、グルーヴ、転調

、「一般的な音楽用語」を排すのは、
 → 既に手遅れなほど多義化している・乱用されている用語の時。

本書で排す実例:スケール、教会旋法、モード




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あと、本シリーズ記事の進捗を、チャンネルのコミュニティ投稿からご覧いただけます。
(メンバーにのみ可視の投稿が投稿されています。)

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▼ 念のためモノリス(※Amazon欲しいものリストの意。)もあるよ。
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