除雪車に乗り

全国的に豪雪のニュースが話題となっています。
ここ山之村でも毎日のように雪が降り続けています。
村の人達も、こんなに降ったのは何十年振りだと、びっくりしています。
ビニールハウスも雪で埋まってしまい、２mぐらい雪が積もっています。

自分は今年に入って、重機に乗って除雪が出来る免許を取得し、重機に乗って除雪の仕事をすることになりました。
重機を運転し一人で、除雪が出来るようになるまで３〜４年は掛かると言われました。
少しずつ運転をさせていただいていますが、大きさも車と違いますし、作業をしながらの運転なので、本当に難しいです。

ロータリーという、雪を吹き上がる作業車に主に乗っているのですが、
路面に設置し巻き上がるオーガというものを、路面に設置しすぎると坂道など車体が滑ることがあり怖いです。
山之村は坂道が多く、このオーガを路面に設置する感覚が本当に難しいです。
道路のギリギリまで除雪しようと、近づけすぎると、ガードレールや物を壊したり、車体が道路から外れ落ちる危険の可能性もあります。崖も多く怖いです。

今年は雪が降り続く日が多く２月は、ほとんど毎日のようにこの除雪作業に出ています。
雪が降り続くと、１０時間以上乗っている日もあります。

山之村は標高１０００mの山奥にあり人口１００人ほどの小さな村です。
この地域の雪の量も多く、道路の雪を除雪できないと街に買い物や、仕事ができなくなります。
この村の人たちの生活を支えていくうえで、この除雪作業はとても大切な仕事になっています。

朝早く起きたり、天候によって不規則な仕事ですが、まずは安全第一で慣れていきたいです。