はじめまして、再生可能エネルギー(1)
何かと地球課題について考える機会が増えている。
中でも深刻なのが気候変動で
対応が急がれているものの一つがエネルギー。
エネルギーは毎日使うものだが、ちょっと取っつきにくい、話しにくい
気候変動の深刻さや再生可能エネルギーの重要性は多くの人が感じていると思うが、なかなか日常の中で話題に出しづらい、よくわからないのがエネルギーの話だと思う。
脱化石燃料!脱大手電力!という活動家の声と現状のギャップ、
そしてそのギャップの背後に感じる違和感。
もちろん理想と現実に差があるのは当たり前。でもそれだけだろうか?
今回はその背後に感じる違和感・モヤモヤを考えてみたいと思う。
そもそも再エネって何だろう?
・太陽光
・風力
・水力
・地熱
・太陽熱
・大気中の熱その他の自然界に存する熱
・バイオマス
これらが政令において再生可能エネルギー源と定義されている。ちなみに、日本の再生可能エネルギー割合は16%(2017年、資源エネルギー庁)。
非化石燃料の中で ”永続的に利用できる” と認められたものが、再生可能エネルギーとして認定されている。文字通りではあるが、二酸化炭素の排出量が多い少ないということは再生可能エネルギーの定義には含まれていない。 木を燃やし発電するバイオマスって本当に環境にやさしいの?という疑問があるが、そもそも再生可能エネルギーの定義上はその部分は関係ないことがわかる。なんとなく再生可能エネルギー=クリーンというイメージがあるが、定義上は含まれないのに自分の中のイメージがクリーンに強く紐づいていると再認識した。(知らないって怖い…)
▼資源エネルギー庁HP
初回ということで、まずは再エネの定義について触れてみた。 次回は、再エネの中の一つバイオマス発電について、 「バイオマスって本当に環境にやさしい?」を考えてみたいと思う。
なかなか日常では考えることのないエネルギーだが、ちょっと調べてみるだけでも、日常のモヤモヤ・違和感を少しずつ解決することができるかもしれない。
ただ、忙しい日常の中で、エネルギーについて調べるまでのモチベーションがある人も少ないのではないだろうか。自分で調べるのは大変、でも問題を見て見ぬふりするのはモヤモヤする・・・という人はぜひ11月28日「エネルギーの未来 トークセッション 世界一やさしいエネルギーの話」にもご参加いただければと思う。
より良い未来のためにクリーンエネルギーの方がいいけど、どうしたら?
日常の中でなんとなく気になるけどそのままにしがちなエネルギーの話。
心地よく生きるために解決策はあるのか、一緒に考えてみませんか?
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