ブランディングフォトの撮影を楽しむ
こんにちは。
フォトグラファーの
ヒッキーこと森藤ヒサシです。
僕は、フォトグラファーですが、
実は感情学についても
学び続けています。
あ、感情学と言っても、
なかなか分かりにくいですね。
心理学とは似てますが、少し違う。
心理学は、
心と行動の学問であり、
科学的な手法によって研究されていますが、
感情学とは、
その心と行動を、
自分の過去を見て、癒していく勉強。
人のことをあれこれ言うのは簡単ですが、
まずは、自分の感情を自分が理解していないと、
人の感情を理解することなんかできません。
心理学的にわかっとしても、
相手に寄り添うのは難しい・・。
とはいえ、
心療内科とも違います。
あくまでも、
「自分自身」のためのものなのです。
この辺に関しては、
このnoteでも
お伝えしていきたいと思ってます。
お楽しみに!
とにかく、
この感情学を真剣に学び始めて
10年近く。
自分自身にとって、
スゴーーク役に立っています。
そして、
自分以外の人の
感情についても
だいぶ理解できてきました。
たぶん・・・・・(笑)
さてさて、
今回は私の大好きな、
ブランディングフォト
の撮影の話をさせていただきます。
専門用語で、わからない場合は、
飛ばしてねー。
僕がブランディングフォトを始めたのは、
今から約10年前。
ブランディングフォトは、
ビジネスポートレートの進化バージョン。
お客様と撮影前に、
30〜40分話して、
お客様の要望を聞いて、
お客様の仕事の話を聞いたり、
お客様の夢を聞いたりしながら、
お客様の魅力を見つけて、
撮影のイメージを固めます。
それがイメージカウンセリング。
そして、
お客様の顔の診断をします。
人の顔って、
左右違うんですよ。
なので、
右から見るか、左から見るかで、
印象が全く変わります。
その印象の違いを、
撮影前、お客様に写真を
見せながらお伝えします。
お客様の要望にあったイメージが、
どちらの角度のほうがいいかという、
それを見るのが、
フェイシャルカウンセリング。
そして、撮影に入ります。
お客様
一人一人に合わせた、
ライティングをしていきます。
ライティングというのは、
お客様に、
ストロボやLEDなどの機材を使って、
光をあてること。
光の質や種類、
そして、方向で、
まったく表現が変わってきます。
その表現は、
お客様に合わせた
ライティングじゃないと、
魅力を引き出せないんですよね。
光マニアである僕の、
一番好きな部分です。
一般の被写体に対しては、
柔らかい光で
誠実に、そして優しく見えるように、
ライティングをします。
それがグラデーションライティング。
イメージカウンセリング
フェイシャルカウンセリング、
グラデーションライティング
これらは、BLISSのオリジナル。
そのほか撮影時には、
お客様に合わせ、
シチュエーションを変えるのはもちろん、
構図やアングルを変え、
レンズを変え、
ホワイトバランスを変え、
ポージングを変えていきます。
なので、
撮影は、
超クリエイティブなのです。
それが、めちゃめちゃ楽しい。
だけど撮影前は、
“どんな風に撮ろうか"
あんがい緊張しているんだけどね。
80点ではなく、
"100点を取りたい!"
とついつい、
自分でハードルを上げてしまうので、
緊張してしまうんだよね。
お客様と、
イメージカウンセリングをして、
“よし、こう撮ろう!”
とイメージが湧き、
パートナーのマッキーと話して、
イメージを共有。
マッキーは、その後、
お客様のメイクをします。
撮影の順番を考え、
撮影に入ると、
また、
新たなイメージが湧いてきます。
さらに、
違うお客様の魅力が見えてくるので、
最初考えたような、
撮影と変わるんだけど、
その時その時が、
また楽しいのです。
コミュニケーションをとりながら、
笑いながら、
ライティングを変えて、
シチュエーションを変えて、
自分でも、
"だいぶ熟練の技だわー”
と自画自賛。
撮影が終わり、
お客様に、
撮影したものを
スライドショーで見ていただき、
喜んでもらった瞬間が、
また、最高の時間でもあります。
そんなわけで、
ブランディングフォトの撮影って、
僕にとって、
アーティストライフそのもの。
撮影している時、
ああー、アーティストライフ生きてるわー、
って感じてます。