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レンズ沼あれこれ:ルミックスL1とsmc PENTAX-M 135mm F3.5

今回はペンタックスの単焦点中望遠レンズ、smc PENTAX-M 135mm F3.5を、ルミックスL1で使っていこうという撮影記です。例によってペンタックスフォーラムで情報をチェックすると、発売年は1977〜86年。10年近く続いたモデルのようなので、息の長いレンズだったようです。

中望遠って人気があったんですねぇ、この時代は。

フィルター径は49ミリ。後で気がついたのですが、Mシリーズのレンズは49ミリ径がデフォルトで、52ミリ径、58ミリ径などのほうが例外なんですね。コンパクト設計を目指したという表れなのでしょうか。

フードは金属の組み込み式。開放F値は3.5ですが、F32まで絞れます。手許のレンズはまずまずの美品でした。兄弟分の200ミリと並べてみるとこんな感じ。

左からペンタックスM135ミリ、同200ミリ
  • マウント:ペンタックスKマウント

  • レンズ構成:5群5枚

  • 絞り羽根:8枚

  • 重さ(実測):270g

カメラはお気に入りのルミックスL1。2006年発売のフォーサーズ機。握り心地とシャッターを切ったときの感覚が好き。背面液晶のアテにならなさ加減にも、だいぶ慣れました笑。

ちなみに、フォーラムのレビューページに投稿されている作例は、K-3 Mark III Monochrome、K-1、KPなどで撮影されたものでした。海外の方ですけど、けっこうコアなペンタックスファンが持っているモデルなんだなと。ルミックスで使っている側としては、ちょっぴり後ろめたかったりして…

ペンタックスM135ミリ+マウントアダプター+ルミックスL1

2月は毎年のことですが、お天気が日変わり。晴れた日には空を見上げたくなります。光が多すぎるとやっぱりフレアっぽくなりますが。発色自体はいいほうではないかと思います。2006年発売の750万画素カメラで精細度うんぬんに触れるのも何ですが、シャープさもそれなりに持っているレンズの気がします笑

1/640s iso100 WB晴れ
1/800s iso100 WB晴れ
1/640s iso100 WB晴れ

少しアンダー目で撮っても、いい感じの沈み具合ではないでしょうか。

1/400s iso100 WB晴れ
1/800s iso100 WB晴れ
1/200s uso100 WB晴れ

135ミリなので、換算202ミリくらい。野鳥さんを撮るにはちょっぴり足りない感じですね。アオジかな、カワラヒワ?

1/400s iso100 WB晴れ

最短撮影距離はレンズ表記で1.5メートル。そんなに被写体に近づくことができるわけではないので、頑張ってこれくらい。

1/60s iso100 WB晴れ

お散歩スナップから。

1/500s iso100 WB晴れ
1/640s iso100 WB晴れ

モノクロもどうぞ。そんなに主張が強くないので、意外に使いやすいかもしれません。

1/250s iso100
1/500s iso100

中望遠単焦点レンズの使い方については難しさがある一方、楽しさや学びもあって奥が深いなと思います。何よりこのレンズは、L1とのサイズ感が絶妙。画角的にはボケ味を生かしたい思いがあるので、F32の出番はたぶんないでしょうけどねぇ。

1/400s iso100 WB晴れ

なお、レンズに関する記述や評価はすべて、素人カメラマンの個人的な感想です。誤った情報や評価などがあれば、ただちに修正していきたいと思っています。その点はご容赦ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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