レンズ沼あれこれ:Tokina AT-X PRO SD 50-135mm F2.8DX
今回はトキナーの大口径ズームレンズ、Tokina AT-X PRO SD 50-135mm F2.8DXです。例によってニコンのCCD機D70を相棒にし、改めて撮影してまいりました。
Tokina AT-X PRO SD 50-135mm F2.8DXの発売は2006年ごろ。私がD90を抱えて有名寺を撮り歩いていた時代に、ズームレンズが欲しくて入手したものだと記憶しています。価格はさすがに憶えていませんが、ケンコートキナーのサイトではびっくりの13万8000円とあります。まさかこんな大枚ははたいてないよねぇ笑
APS-C用でフルサイズ換算70−200mmほど。絞りリングはありません。ズームは広角側に回してもびよんと伸びていかず、フォーカスもインナーフォーカス。ピントリングをずらすとワンタッチでAFからMFに切替可能。三脚座つき。長めの花形フードが付属しています。何かと至れり尽くせり。
Tokina AT-X PRO SD 50-135mm F2.8DX
マウント:ニコンFマウント
レンズ構成:14群18枚
絞り羽根:9枚
重さ(実測):855g
ずいぶん前、比叡山を訪ねた時はこのレンズがお供でした。なので、行程の大変さがAT-X PRO SD 50-135mmの記憶として残っています。改めて引っ張り出してみるとなんだかなつかしい。
発売時の評価を見ていくと、ポートレート派に向くとの話もありました。当方、人物は撮らない派なんですけどね。
写りも発色も割に自然な感じ。イメージに近い感じで撮れるので、レフ機には向いている気がします。
逆光性能がイマイチ的な評価もありましたが、そんなに悪いとは感じませんでした。もっとフレアっぽくなるかと思っていました。変なゴーストは出ましたけど。
夕景が素敵。ほぼほぼ20年前のカメラとレンズでこれだけ表現できれば十分ではないかと。ちょっと楽しいですよね。画素数は610万画素ですよ笑
Tokina AT-X PRO SD 50-135mm F2.8DXは絞りリングがないので、その後に使い始めたミラーレス機にはつけられなかったレンズ。しばらくぶりに出番が復活したわけです。
移動にはけっこうかさばりますから、頻繁に持ち出すことはなさそうですが、D70を使いたいときにはこいつを選択するというのもアリですね。
年代物のD70はメモリーカードの読み込みが少し怪しくなってきたので、楽しむなら今のうちですな。
なお、レンズに関する記述や評価はすべて、素人カメラマンの個人的な感想です。誤った情報や評価などがあれば、ただちに修正していきたいと思っています。その点はご容赦ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。