レンズ沼あれこれ:OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6
今回はオリンパスの中望遠ズームレンズ、OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6です。フォーサーズマウントのこのレンズ、2006年ごろの発売でE300とは同年代。キットズームとしても発売されていたそうです。当時「クラス最小、最軽量」との謳い文句がつけられていました。
全体にプラスチッキーな質感ですし、軽量化に苦心した設計なのがわかります。後に同スペックのマイクロフォーサーズバージョンも発売されていますから、わずか数年だけ活躍したレンズ。中古市場で多く見かける気がするので、活躍年数の割には気合の入った供給量だったのかもしれません。比較的安価で手に入るのはいいっちゃいいんですけどねぇ。
カメラは重さバランスや見た目のフィット具合などを考えて、オリンパスE-M10markⅢを選択。手に持つといささかチープ感を感じなくもないですが、見た目はまずまずですよ。
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6
マウント:オリンパスフォーサーズマウント
レンズ構成:9群12枚
絞り羽根:7枚
重さ(実測):220g
画角はフルサイズ換算80-300mm。数字から受ける印象よりもだいぶ使いやすいと思いました。やはり小さくて軽いセットだったからということがあるのかもしれません。
開放F値が4というのも特に意識すること無く、写りは破綻なくすっきり。広角端だとボケ味はあまり期待できないですね。望遠端だとズームがびよんと2段に伸びます。ちょっと独特。
ボケ効果をあんまり使えないので、アートフィルターを使って遊んでみました。
見かけによらずモノクロがけっこういい感じだった気がします。
使いやすいという言い方をすれば、間違いなく使いやすいんです。ただ、それで満足できないのが道楽者のサガというやつで笑 なんだか物足りないんですよね。
軽すぎて手応えがないというか、いかにもプラスチックを触ってますよ感やヘリコイドのすかすか感が、あんまりピンときません。どんな形で出番を与えたらいいのか、迷うところであります。
なお、レンズに関する記述や評価はすべて、素人カメラマンの個人的な感想です。誤った情報や評価などがあれば、ただちに修正していきたいと思っています。その点はご容赦ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。