レンズ沼あれこれ:OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
今回はオリンパスZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6です。2004年ごろに発売されたフォーサーズマウントの広角〜標準ズームレンズ。フォーサーズ初代のE-1発売が03年、08年にはマイクロフォーサーズがスタートしていますから、4年ほどという短い間だけ活躍したレンズといえそうです。
もともとはE-300のキットレンズだとか。今回はフォーサーズ〜マイクロフォーサーズのアダプターを使って、オリンパスE-M10mark3を相棒に撮っていきます。チープな銀色のシールが上に来るのは何とかならんのか…
さて、14-45mm F3.5-5.6。いかにもプラスチック然としたレンズでとても軽く、MADE IN CHINA。絞り環はなく手前からズーム→フォーカスリング。どちらもすかすかで手応えがありません。使用感にせよ佇まいにせよ、金属&ガラス大好きな道楽者としてはちょっと物足りないですなぁ。
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6
マウント:オリンパスフォーサーズマウント
レンズ構成:10群12枚
絞り羽根:7枚
重さ(実測):288g
撮り始めて気がついたのはAFの反応の悪さ。モーター音が止まって合焦するまでひと呼吸あるんですよね。仕様なのかアダプターのせいなのかはよくわかりません。
夕刻のスナップから。当方所有のレンズの中では、一番の広角AFレンズかもしれない。ということで、ほぼ広角端で撮っています。マイクロフォーサーズではあまり経験しない感覚なので、ファインダーを覗くのがちょっと楽しい。フルサイズの28mmってこんな感じなのね。
絞るとなにやらもやもやっとしたゴーストが発生。このあたりはコストダウンの犠牲となったところなのかなと思ったりして。
お地蔵さんのようなねこ太郎。普通に撮っても割にこってり目で写るようです。
街角の看板、カメラと言ってこれをイメージする人ってどんな人?
ねこ太郎が2匹。日差しが弱くてちょうどよかったのかな。
モノクロでも撮ってみました。夕暮れの時間帯ですが、天気はあまりよくなかった。
使い心地としてはなんだか軽すぎてイマイチなんですが、そんなチープ感や手応えのなさとは裏腹に、なかなかいい感じの写真が撮れたりするので評価に迷うところ。広角端14mmというのも、自分にとっては魅力的だったりします。
E-300にセットするとどうだったんだろう…なんて想像しだすともうイカン。また沼の危険域に達してしまう笑
ともあれ、今後も出番がありそうな予感がするレンズでした。
なお、レンズに関する記述や評価はすべて、素人カメラマンの個人的な感想です。誤った情報や評価などがあれば、ただちに修正していきたいと思っています。その点はご容赦ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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