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レンズ沼あれこれ:RICOH RIKENON P ZOOM 28-105mm F3.5-4.5 MACRO

今回はRICOH RIKENON P ZOOM 28-105mm F3.5-4.5 MACROです。P ZOOMシリーズには28-70mm、35-70mmや70-210mmなど、いくつかバリエーションがあるみたいですが、当方が手に入れたのは28-105mmです。

確たる情報は見つからないものの、リコーXR-Pシリーズの発売が1984年。レンズ名の「P ZOOM」から考えて、おそらく同年代のレンズかと思われます。マウントはペンタックスKマウント(互換)。直進ズームでマクロあり。ただ、マクロといっても、被写体に寄れるのは体感30-40cmくらいでした。

存在感たっぷりの重さがなんともしっくりきます。ペンタックスK→フォーサーズのアダプターをはさんで、ルミックスL1で使っていきます。フォーサーズボディ用のマウントアダプターは薄いので、違和感がなくいい感じのビジュアル。毎度のことですが、機動性を欠くのには目をつぶりましょう。

絞り環には「P」の文字。XR-PのボディだとマルチプログラムAEが使用できるようです。また、正確に言うとマウントは、ペンタックスKマウント互換のリケノンPマウントと言うのだとか。

RICOH RIKENON P ZOOM 28-105mm F3.5-4.5 MACRO

<note:RICOH RIKENON P ZOOM 28-105mm F3.5-4.5 MACRO>
  • マウント:リケノンPマウント

  • レンズ構成:14群14枚

  • 絞り羽根:6枚

  • 重さ(実測):466g

絞りリングのボタンを押すとPの位置まで回せるわけですが、もともとはボタンに黒いカバーがついていたようですね、なくなっちゃってますけど。とはいえ、当方が所有するリケノンレンズの中では一番状態がいい。それだけでも気分がいいのであります。

先日は松山にもとんでもない量の雨が降り注ぎました。みなさまのところは被害が及ばなかったでしょうか。とりあえず、雨上がりのスナップ。

DMC-L1+マウントアダプター 1/250s iso200 WB曇り
DMC-L1+マウントアダプター 1/400s iso100 WB曇り

マクロっぽく。ギリギリまで寄ってこれくらい。

DMC-L1+マウントアダプター 1/125s iso200 WB曇り
DMC-L1+マウントアダプター 1/250s iso100 WB晴れ

ゴーストも角度次第で出ることは出ますが、そんなにキレイではないかな。

DMC-L1+マウントアダプター 1/125s iso200 WB曇り

晴れた日に開放で撮ってみたかったので、NDフィルターを使ってみました。

DMC-L1+マウントアダプター 1/400s iso100 WB晴れ
DMC-L1+マウントアダプター 1/250s iso100 WB晴れ
DMC-L1+マウントアダプター 1/125s iso100 WB晴れ

日が落ちるのがめっきり早くなりました。撮影時間はまだ夕方5時台、スローシャッターチャレンジ。ボディ内手ブレ補正機能はないので、ひらすら息を止めて頑張るのみ。

DMC-L1+マウントアダプター 1/20s iso200 WB日陰

モノクロもどうぞ。

DMC-L1+マウントアダプター 1/250s iso200
DMC-L1+マウントアダプター 1/125s iso200

重厚感は見た目だけでなく、下を向けると、ズームリングが重さで勝手に伸びていってしまいます笑 まあ、そんなところもちょっと可愛げがある部分でしょうか。お気に入りレンズの仲間入り確定。しばらくつけっぱなしになりそうな予感がします。

DMC-L1+マウントアダプター 1/200s iso200 WB曇り

なお、レンズに関する記述や評価はすべて、素人カメラマンの個人的な感想です。誤った情報や評価などがあれば、ただちに修正していきたいと思っています。その点はご容赦ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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