鹿児島といえば鳥刺しでしょう(一人旅1日目 in鹿児島)
勤めていた会社を辞めた翌日(有休1日目)、早速羽田空港から鹿児島へ。
なんで鹿児島かというと、シンプルに「今まで行ったことがなかったから」というのと、「(沖縄を除けば)日本最南端」だから。
30日間の国内一人旅のスタートをどこにするかということは、上記の理由により一択に絞られた。
ところで、有休に入る前に会社の同僚に鹿児島へ行くことを話したら、「それなら鳥刺しは食べた方が良い」と教えてもらった。
「…鳥刺しってなんだ?」と僕は思った。
聞いたところによると、鶏肉を刺身で食べるらしい。
言われてみれば、今まで鶏肉を生で食べたことがないばかりか、見たこともない(どこかしらの居酒屋にあったのかもしれないけど)。
後で調べてみたら、鶏肉はカンピロうんたらやサルモなんたらなどの食中毒原因菌が自然発生するため、衛生管理をしっかりしていないと食中毒になってしまうとのこと。
せっかく現地でしか食えないなら食べるしかない! ということで、鹿児島で朝を迎えた僕は早速鳥刺しを販売しているお店に向かった。
(居酒屋に行けば普通に出た気がするが、なぜかその発想はなかった)
というわけでわざわざ炎天下の中30分近く歩き、鳥刺しの直売店へ。こんなに暑い中、普通に常温保存していたっぽい生の鶏肉を切ったり叩いたりしていたので、衛生管理ってなんだっけと一瞬思った。厳しい基準を通過しているから大丈夫なはず
というわけで、一緒にもらった醤油とニンニクで鳥刺しをいただいた。
焼いた鶏肉と違って弾力があり、コリコリとした食感もあって食べ応えがあった。醤油も甘めで相性が良い。辛めのお酒があれば合うんだろうなあ、とお酒が弱い僕でも感じるほどだった。
…にしても、量が多すぎた。調子に乗ってたくさん頼みすぎたかもしれない。とはいえ生モノだし、炎天下の中で持ち歩くのもなんだか怖い。
というわけで、少し胸焼けしながらも食べきった。刺身とはいえ肉なので、満腹感はすごい。居酒屋とかで10切くらいをつまむのがちょうど良いかも。
ところで、鹿児島に来たからにはやっぱりみておきたい場所があった。
そう、桜島だ。
「フェリーは数時間に一本しかなさそう」という先入観があったのでビクビクしながら時刻表を調べたところ、なんと20分に一本は出ていた。
鹿児島に来たら皆行きたがるんだろうか。九州はアジア圏からのインバウンド需要も強そうだしなぁ。
というか、実際に海外の方(アジア圏っぽい)が同乗者に多かった。まあど平日に観光している時点で、多分日本人の比率は下がる気もするが。
桜島の港からバスに乗って、桜島と周辺の景色が一望できるスポットをぐるりと回ったが、晴れていたので見晴らしも良かった。
夜は「鹿児島ラーメン 豚とろ」さんで豚とろラーメンを食べた。
九州のラーメンといえば博多とか長浜とかが思いつくけど、それに近いようでどこか違うような…でも豚骨ラーメンには変わりなかった。
チャーシュー旨かった。