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日々詩書肆室通信20240417

今日のおすすめの一冊は『石都奇譚集』(飯沢耕太郎 サウダージ・ブックス+港の人)です


日々詩書肆室通信2024年4月17日(水)本日のおすすめの一冊『石都奇譚集』飯沢耕太郎著 サウダージ・ブックス+港の人日々詩書肆室の村田です。こんにちは。現在日々詩書肆室では鎌倉の出版社、港の人フェアを開催中です。こんなにたくさん店頭に並ぶのは貴重ですので、みなさんどうぞこの機会にお手にとってご覧いただけますとさいわいです。今日ご紹介する一冊は、写真評論家、きのこ文学研究科の飯沢幸太郎さんによるショート・ストーリー集『石都奇譚集』(ストーンタウン・ストーリーズ)。エメラルドグリーンのきらめく表紙が美しい一冊です。タイトルの「ストーンタウン」とは東アフリカに位置するタンザニアという国に属するザンジバル島内の石造りの旧市街のことを指します。著者の飯沢さんは1979年~80年に日本アフリカ文化交流協会の学生としてケニア・ナイロビに滞在しスワヒリ語を学びます。その後「憧れの場所」だったというザンジバルを1982年と2000年に訪れ、2008年には念願の長期滞在を果たします。この本に収められた最後の一篇を除く22篇の物語は、この滞在中に書き溜められたものです。現実なのか、夢なのか、はたまた島にしみこんだ魔法のなせる業なのか……2008年のストーンタウンを生きる人びとと、異形の存在が入り混じる奇妙な物語たちは、忘れがたい読書感をもたらしてくれます。2024年4月21日(日)13:30~15:30サウダージ・ブックス アサノタカオさん×大阿久佳乃さんトークイベントを開催します!今日紹介した『石都奇譚集』の発行元でもあるサウダージ・ブックス編集者のアサノタカオさんによる新著『小さな声の島』刊行を記念して、アサノさんと文筆家大阿久佳乃さんのトークイベントを開催します。「旅と文学」について、お二人のお話をおうかがいします!ご予約は店頭または電話059-202-8188またはメールinfo@hibiuta.orgまでおねがいします。
日々詩書肆室通信

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日々詩書肆室通信2024年4月17日(水)
本日のおすすめの一冊
『石都奇譚集』飯沢耕太郎著 サウダージ・ブックス+港の人
日々詩書肆室の村田です。こんにちは。
現在日々詩書肆室では鎌倉の出版社、港の人フェアを開催中です。
こんなにたくさん店頭に並ぶのは貴重ですので、みなさんどうぞこの機会にお手にとってご覧いただけますとさいわいです。
今日ご紹介する一冊は、写真評論家、きのこ文学研究科の飯沢幸太郎さんによるショート・ストーリー集『石都奇譚集』(ストーンタウン・ストーリーズ)。
エメラルドグリーンのきらめく表紙が美しい一冊です。
タイトルの「ストーンタウン」とは東アフリカに位置するタンザニアという国に属するザンジバル島内の石造りの旧市街のことを指します。
著者の飯沢さんは1979年~80年に日本アフリカ文化交流協会の学生としてケニア・ナイロビに滞在しスワヒリ語を学びます。その後「憧れの場所」だったというザンジバルを1982年と2000年に訪れ、2008年には念願の長期滞在を果たします。この本に収められた最後の一篇を除く22篇の物語は、この滞在中に書き溜められたものです。現実なのか、夢なのか、はたまた島にしみこんだ魔法のなせる業なのか……2008年のストーンタウンを生きる人びとと、異形の存在が入り混じる奇妙な物語たちは、忘れがたい読書感をもたらしてくれます。

2024年4月21日(日)13:30~15:30
サウダージ・ブックス アサノタカオさん×大阿久佳乃さんトークイベントを開催します!
今日紹介した『石都奇譚集』の発行元でもあるサウダージ・ブックス編集者のアサノタカオさんによる新著『小さな声の島』刊行を記念して、アサノさんと文筆家大阿久佳乃さんのトークイベントを開催します。「旅と文学」について、お二人のお話をおうかがいします!
ご予約は店頭または電話059-202-8188またはメールinfo@hibiuta.orgまでおねがいします。

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