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ZINE/リトルプレス/新刊本の取り扱いをしています

HIBIUTA AND COMPANY店内の、日々詩編集室コーナーで、個人出版によるZINEや、小規模出版物、商業流通している新刊本の取り扱いをしています。

日々詩書肆室の在庫の一部ほか、「違いのある人が共に過ごせる共有地」にあるといいなと思った本を選んで置いています。
たくさんはありませんが、一部をご紹介します。

ジェンダーマイノリティと明日を生きる創作誌『ミノリト』創刊号
ジェンダーマイノリティ/セクシュアルマイノリティを主題とした創作物(漫画・小説・短歌・イラストなど)を専門に取り扱っている雑誌。
創刊号の特集は『聴く』
歌を、文字を、咆哮を「聴く」物語たち。「私」の物語がここにあります。

『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む
出版界(?)読書界(?)を騒然とさせている『百年の孤独』と『『百年の孤独』を代わりに読む』、HIBIUTA AND COMPANYは取次の都合で仕入れられません……でも、『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読んでもらって、読んだことに……ならないかな?!
ちなみに『『百年の孤独』を代わりに読む』のZINE版は共有地図書館に蔵書があります。『百年の孤独』だけがない!

SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて
SF小説の出版社KAGUYA BOOKSさんから刊行されている、SF小説(書くのも読むのも!)好き、そして、作家デビューしたい人、本の製作過程に興味がある方に向けた情報が詰まった一冊です。HACCOAの創作講座に参加されている方にもおすすめの本です。ぜひどうぞ!
KAGUYA BOOKSさんの本は、マガジンや地方SFアンソロなどいろいろ取り揃えております。

家父長制アンソロジー『父親の死体を棄てにいく』
「まちうた」にも小説を寄稿してくださったり、日々詩編集室から『ゴースト・イン・ザ・プリズム』を刊行予定の黒田八束さんが主宰のアンソロジーです。家父長制に対するアンチテーゼとして、父親の死体を棄てにいく小説だけを集めた文芸アンソロジー。純文学、魔法少女、SF……さまざまな視点から語られる物語をぜひ。
タバブックスさんの『家父長制はいらない』もあわせてどうぞ。

原発の断りかた
三重県伊勢市・NAGIを刊行している月兎舎から刊行されている、芦浜原発の反対運動の回想録です。地方に押し付けられる原発は、その過程で多くの分断を産み、その土地におおきな傷をのこしてゆきます。そしてそれは、日本の各地で起こっていること……。地方・都市という差はもちろん、自然環境・人間についても考えられる一冊です。石牟礼道子『苦海浄土』と合わせてぜひ。

川野芽生さんの『幻象録』もご紹介したかったのですが、こちらは品切れになってしまいました……。
おすすめ本の入荷などありましたら紹介していきたいと思います。


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