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練習成果 壮行会で披露 石巻地区消防本部 7種目に21人出場 10日に技術指導会

 特別救助隊員が訓練成果を競う「第45回消防救助技術指導会」(10日に県消防学校)に向け、石巻地区消防本部で7日、代表選手の壮行式が開かれた。7種目に出場する21人は訓練成果も披露し、大会本番に向けて心を一つにした。

 指導会は県内消防本部に所属する消防救助隊員が一堂に会し、安全で確実、迅速な救助技術を競う大会。昨年はコロナ禍で中止となっていた。今年は規模を縮小して2年ぶりとなり、県大会の上位者は7月の東北大会や10月に福岡県で開かれる全国大会への出場権を得る。

消防救助技術指導会県大会壮行式 (17)

訓練披露し、県大会へ向けて心を一つにした

 壮行式で浜野淳消防長は「地域住民の安全安心のために鍛錬を重ね、磨き上げてきた技を競い合ってきてほしい」と激励。代表選手は出場種目の引揚救助や障害突破など訓練の成果を披露し、大会への機運を高めていた。

 障害突破に出る石巻消防署の佐々木清将消防士(28)は「今回で出場は7回目だが、障害突破は初めて。多くの人の支援で舞台に立てることを感謝し、今まで以上の連携で東北大会、全国大会を目指したい」と熱い思いを語った。【渡邊裕紀】


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