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〝バルキリー〟生みの親が来石 萬画館企画展で河森さん トークとサイン会
石ノ森萬画館で開催中の企画展「超時空要塞マクロス展」に関連し、可変戦闘機「バルキリー」のデザインを担当した河森正治さんが19―20日、石巻市でサイン会とトークショーを行った。河森さんは劇場版マクロスの監督を務め、その後もさまざまなアニメやゲーム作品に関わり、ベテランのクリエイターとして第一線で活躍している。
サイン会は限定50人で事前申し込み制。石巻市蛇田の渡辺幸成さん(43)は「マクロスシリーズは世界観や歌を軸に据える部分が魅力だが、メカのデザインも素晴らしい。河森さんは、第一線で活躍する人ならではのオーラがあった」と感激していた。
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20日は、アイトピアホール=石巻市中央二丁目=でトークイベントも開催。河森さんは米オハイオ州の国立アメリカ空軍博物館を訪れたエピソードを紹介し、「本物を見ることで学ぶことはとても多い」と話し、マクロスの劇中に登場する「バルキリー」は、米国の試作機「XB―70」からとられたことを明かした。
また、石ノ森章太郎氏が漫画版を手掛けたテレビアニメ「レインボー戦隊ロビン」にも触れ、「子どものころに見ていたが、ロボットの変形や劇中の空中戦は、僕の中でマクロスの源流だと感じる」と影響を受けたことを語った。【渡邊裕紀】
夏の夜は屋外映画で マクロス劇場版上映
石ノ森萬画館の外壁をスクリーンにした映画上映会「かわべでシアター」が19日、かわまちオープンパーク=石巻市中央二丁目=であった。同館で開催中の企画展と連動し、上映作品は「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」。300人近いファンや家族連れが訪れ、映画観賞を楽しんだ。
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上映会は(株)街づくりまんぼうが主催し、石巻観光協会やオカダプランニングなどが協力した。令和元年から開かれており、今年は2回目。同作の監督を務めた河森正治さん、企画展などでマクロスシリーズに深くかかわる天神英貴さんもサプライズで登場し、ファンを喜ばせた。
仙台市太白区から来た大江成槻さん(17)は「小学生のころからシリーズのファン。好きなものは、何度見ても面白い」と作品の世界に没入していた。【渡邊裕紀】
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