甘い衝撃 銘菓ブルーインパルス｜大勇堂（東松島市矢本）
ブルーインパルスの所属する航空自衛隊松島基地周辺には、連日全国から航空ファンが足を運び、訓練飛行の様子に大きな望遠レンズを向けている。ファンの間では、同基地のある東松島市に訪れることを「松島詣」と呼ぶそうで、その行程に必ず含まれるのが「大勇堂」でのお土産購入だ。
「松島詣」の定番土産
お目当ては「矢本銘菓ブルーインパルス」（１２００円）。ミルクたっぷりの生地と栗あんがマッチしたホイル焼き菓子で、そのまま食べても冷やしても良しだ。
誕生のきっかけは昭和57年、同店の先代社長と当時の基地司令の雑談から。「基地関係者が他県に出張する際、お土産に持っていける矢本町のお土産がない」と話題になった。和菓子作りのノウハウを生かし、行錯誤して日持ちのする菓子を生み出した。
しっとりした甘さが食べやすいと誕生以来、不動のお土産品として店の中央に鎮座している。１箱12個入りで、ブルーインパルスの航空写真やステッカーを同封。常温保存でき、賞味期限は60日ある。
ブルーインパルス関連のお土産として、令和４年５月からサイダー、翌年６月から白いコーラも店頭に並ぶ。ブルー関連以外にも、自家製のアンパンやクリームパン（各１３０円）、各種まんじゅうなどがそろう。
３代目の大村清一社長は、「ブルーの雄姿を見て、お土産を買い、奥松島で写真展示を見るのが松島詣の定番のようだ。全国だけでなく、地元の方々にもぜひこだわりの品を食べてみてほしい」と語っていた。
お店情報
大勇堂
▽住所＝東松島市矢本字蜂谷浦25
▽定休日＝日曜
▽営業時間＝８～18時
▽電話＝0225-82-2074
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。引き続き、石巻日日新聞社のコンテンツをお楽しみください。