石巻好文館・吹奏楽部 総文祭県代表に初選出
石巻好文館高校の吹奏楽部が、来年8月に岐阜県である全国高等学校総合文化祭(総文祭)の県代表校に初選出された。夏の吹奏楽コンクールでも初の東北大会出場で金賞を受賞し、実り多き1年となった。同部は1月8日午後2時から石巻市の遊楽館でウインターコンサートを開く。入場料400円(当日500円)。未就学児無料。
同部は、夏の吹奏楽コンクールに1―3年生で出場。校内の経験者を助っ人に迎えた49人で臨み、初めての東北大会で金賞を受賞した。
総文祭県代表の選抜は10月に美里町であり、1―2年生29人で「2つの伝説」と「微笑みの国」を演奏。3回目の挑戦で初めて出場権をつかんだ。
総文祭では他校との交流も予定され、部員は久々の遠征ともあって今から楽しみにしているという。千葉杏奈部長(2年)は「基礎練習や音の響きを大切にしてきた。今まで届かなかったところに行けることがうれしい」と話した。
外部コーチの橋戸孝司さんは「音楽を楽しんで練習に取り組んでいる。良い雰囲気で来年の新入生を迎えられれば」と語った。
1月8日にはコンサート
1月のウインターコンサートは2部制で行う。1部はアンサンブルステージで、小編成で奏でるハーモニーを楽しめる。2部は全体でステージに立つ。総文祭の代表選抜で演奏した2曲のほか、ポップスやジャズも披露し、さまざまな楽曲で音楽の魅力を伝える。
【泉野帆薫】
いいなと思ったら応援しよう!
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。引き続き、石巻日日新聞社のコンテンツをお楽しみください。