サンタ リヤカー引く 東松島市上区自治会 今年も区民にプレゼント
東松島市の上区自治会(山﨑恵章会長)の役員4人が19日、地区の121世帯をリヤカーと軽トラックで回り、菓子を詰め合わせたクリスマスプレゼントを配り歩いた。
コロナの影響で地域や自治会イベントの中止が相次いだことを受け、「師走に少しでも楽しんでもらえれば」と同自治会が企画。昨年末に続き、2回目の実施となった。菓子は地区内の公園整備委託費や市社会福祉協議会の助成金などを活用。1世帯に1袋ずつ用意した。
山﨑会長(66)や副会長ら役員は、サンタクロースの格好をしてリヤカーなどにプレゼントを詰め込み、雪が降りしきる中、1軒1軒配り歩いた。
サンタからプレゼントを受け取った農家の阿部正躬さん(77)は「寒い中、わざわざ配ってくれてありがたい。コロナで気持ちが沈みがちな中、心が温かくなった。来年こそはコロナも収束してくれればいいね」と話した。
山﨑会長は「コロナがいつまで続くか先が見えないが、自治会としては状況を見ながらできることをできる範囲で実施していきたい」と語っていた。【山口紘史】
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