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JFL昇格 今年こそ 健闘誓うコバルトーレ女川 30日東北1部リーグ開幕

社会人サッカーチーム「コバルトーレ女川」の葛野昌宏監督らが25日、石巻市の齋藤正美市長を訪ね、今週末に開幕する東北社会人リーグ1部での活躍を誓った。

 今季からチームを指揮する葛野監督のほか、運営会社㈱コバルトーレの近江弘一社長、阿部裕二ゼネラルマネージャー、東純一郎ヘッドコーチ、石巻サッカー協会の本郷栄一会長が市長室を訪問。県内外から集まった選手28人は、石巻地方の支援企業で働きながらサッカーの夢を追い掛けていることを伝えた。

 スポーツによるまちづくりや広域連携を進める齋藤市長は「活躍を大いに期待している。若い人を育ててほしい」とエールを送った。

応援マフラータオルを掲げた齋藤市長とチーム関係者

 東北1部は10チームが参加。10月まで各チームが本拠地(ホーム)と敵地(アウェー)で1試合ずつ18試合を行う。勝利で3点、引き分けで1点の勝ち点が最多のチームが優勝となり、アマチュア最高峰のJFL(日本サッカーリーグ)昇格をかけた全国地域チャンピオンズリーグへの出場権を得る。

 コバルトーレは震災で活動を一時休止したたが、平成30年にはJFLに参加。1年で降格となったものの、昨年は5年ぶりに東北1部で優勝している。

 開幕戦は30日午後2時から、ホームのWACK女川スタジアムで「FC LA U.de Sendai」を迎え撃つ。葛野監督は取材に「JFL昇格を最大の目標とし、1試合ずつ勝負の試合として準備する。若い選手と経験豊かな選手がミックスしたチームであり、個々の良さを引き出す自分の仕事をしたい」と話した。【熊谷利勝】





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