マガジンのカバー画像

石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

179
石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。…
運営しているクリエイター

2022年7月の記事一覧

からあげのテイクアウト専門店|カラっとあげまる(石巻市わかば)

 片栗粉と米粉を用い、その名の通りカラっと揚げたからあげが看板のテイクアウト専門店。国道45号沿いにあり、からあげが4個入った弁当は450円(税込)で、味も価格もボリュームも満足できる。 弁当に満足、やきとりも  鶏もも肉のからあげは単品が1個90円から。3個なら260円、4個は350円、5個で400円とお得になる。5個入りの単品と弁当はおろしぽんず、もみじおろしだれ、タルタルソース、マヨネーズ、ケチャップ、からしマヨネーズのトッピングをサービス。しょうゆベースのからあげ

食べ応え満点のUSAステーキ|カフェAB(石巻市中里4丁目)

 「カフェAB(アベ)」は、食べ応え満点の「USAステーキ」が人気。希少な牛のミスジ部分を使用しており、脂っこくなく、肉本来のうまさ。味を堪能できる。牛肉を存分に楽しみたい、という肉食系にはピッタリのお店だ。 弁当の注文にも対応  ステーキは標準的な180㌘(1080円)から、特大の300㌘(1800円)まで複数のボリュームを用意。合わせるソースは自家製の甘辛たれ、ワサビしょうゆのほか、シンプルな塩コショウもある。  500円追加でライス、スープ、サラダ、ドリンクバーのセ

昭和レトロなカフェ|喫茶ジジホウダン(石巻市穀町)

 「喫茶ジジホウダン」は、店主の丹野将紀さんが実家の松川屋米穀店内に併設されたバーを間借りし、令和4年4月29日にオープンした。自家製ローストビーフを使った丼物やサラダをはじめ、軽食やデザート類を提供。石巻駅前から近く、昭和レトロ感を感じながらほっと一息つけるとして注目を集めている。 ローストビーフに自信  ランチのおすすめは、「ローストビーフ丼」(880円、スープ付)。ローストビーフは赤身部位を使い、自前の低温調理機で約4時間近くじっくり火を通しており、しつこくならず、

ノリそばと新鮮魚介|奥松庵(東松島市野蒜)

 令和3年3月に東松島市野蒜の奥松島クラブハウス内オープンした「奥松庵」。地元特産のノリを練り込んだ「海苔そば」(1600円)と地場産で旬の魚介を使った「木桶寿司」(1200円)が人気で、週末には仙台市など市外からも多くの人が訪れその味を楽しんでいる。 地元食材を心行くまで  同店で一番人気となっているのが、数量限定の「木桶寿司・海苔そばセット」(1800円)。新鮮な魚介とノリそばの豊かな風味を一緒に味わえるお得なセットで、奥松島の持つ食の魅力がたっぷり詰まっている。

研究重ねこだわり抜いた専門店|Kochia 自家焙煎珈琲豆や(石巻市松並)

 石巻市松並の松文漁業㈱敷地内裏倉庫を借りて令和3年11月にオープンしたコーヒー専門店「Kochia(コキア)自家焙煎珈琲豆や」。都内の有名店で修業し、世界のコーヒー農園も巡って焙煎の研究を重ねた松さゆりさんが作る一杯は極上の香りと深い味わいを醸す。基本はテークアウトでの提供で、厳選したコーヒー豆の販売も行っている。  産地にこだわっているのはもちろん、豊かな風味やクリーンさ、甘みなど豆が本来持つ特徴を最大限に引き出せるよう、手作業で良い豆を一粒一粒選ぶ徹底ぶり。店内にある

水曜だけ開店香ばしい匂い|ぱぱいやぱんや(東松島市新東名)

 東松島市新東名の自宅兼店舗で水曜日だけ開店する「ぱぱいやぱんや」は素材にこだわった手作りパン屋。全て国産小麦や米粉で作り、無添加で体に優しい。香ばしい匂いに包まれた店内には、地元食材を生かした25―30種類がずらり。季節限定の商品や新作も並び、選ぶ楽しさがある。地元のほか、仙台方面からも常連が足を運ぶ。 無添加、地場産にこだわり 市内の農家から仕入れた地場産品を使ったパンが多いのが魅力で、アグリードなるせのもち麦を使用した「角食パン(320円)」は不動の人気。イグナルファ

心と体にいい彩り甘味|パーラー山と田んぼ 2号店(石巻市大橋)

 甘味やコーヒーが自慢の「パーラー山と田んぼ」の2号店は、みやぎ生協石巻大橋店内にある。「心と体にいい商品」をコンセプトに、季節のフルーツをふんだんに使ったパフェやサンド、ケーキがショーケースを彩り、甘味に合うコーヒーも充実。贈答用に最適な洋菓子も並ぶ。 生協内のインショップ 運営する一般社団法人石巻グリーフサポート(木村直隆代表)は、障害者就労継続支援B型事業所として平成29年、石巻市前谷地に1号店を開所。精神・発達障害者の一般就労につなげている。住民が気軽に集い安らげる

バランス重視の家庭の味|カフェ&ランチ えちごや(石巻市双葉町)

 しばらく休んでいたが、コロナが収まりかけたのを機に、令和3年10月から食事処として再開した。夜はこれまで通り居酒屋になる。店頭の「営業中」ののぼりや「カフェ&ランチ」の看板を見て入る人がほとんど。それでも、家庭的な味と雰囲気でなじみ客もつき始めた。 夜は居酒屋営業 ランチの定食は、からあげ、ユーリンチー、しょうが焼きなどいずれも700円。だしの効いた味噌汁、小鉢、漬物と副菜がそろう。ご飯は、多めの盛りが標準だ。カレーライスは辛め、ナポリタンは昔なつかしい味付けで、いずれも

昼夜で変わる店の顔|焼き鳥ぶんぶん&中華料理中華杜華(女川町)

  令和3年8月に、シーパルピア女川内にオープンしたばかりの「焼き鳥ぶんぶん&中華料理中華杜華(とうか)」。営業は中華を中心とした昼と、焼き鳥やアルコールを提供する夜の部と分かれている。店主の紺野文男さんが焼き鳥を、奥さんの杜華さんが中華料理を担当し、地域の人たちに親しまれている。 10年ぶり故郷で出店  文男さんは女川町出身で、平成12年に会社員を辞めて一念発起し、地元に焼き鳥店をオープン。地元に愛されたが、平成23年の東日本大震災の津波で全て流されてしまった。文男さんは

メニュー豊富な食堂・居酒屋|萬腹や(石巻市立町二丁目)

 石巻市大街道南で食堂・居酒屋を営んできた「萬腹や」(津田とめ子店長)が令和3年12月23日、同市立町二丁目に移転オープンした。「お腹いっぱい食べてほしい」という店主の思いを反映した麺類から丼もの、各種定食などの豊富なメニュー構成で利用客の胃袋を満たす。場所は変わっても、味や店の雰囲気は変わらない。 街なかで再開 令和3年6月に大街道の店を閉め、立町に移転オープン。実は数年前にこの店舗で「萬腹や立町店」を営んでいた経緯があり、事実上立町店の「復活」となった。麺類、定食、丼も