誰かが考えてるかも・・・。って不安
「誰かが考えてるかも」って不安になる。という話を企画会議の時によくされます。
気にしなくても大丈夫ですよ。
誰かが考えていたとしても、あなたやあなたのチームのエッセンスが加われば、オリジナルになるモノです。
そして日本で1億2千7百万人、世界で77億4千万人分の脳みそがあるんだから、同じことを考えている人がいてもおかしくありません。
ただその思いついたアイデアを実行するのかしないのか?
1つのアイデアを思い付いたとして、実行しちゃえる人って、世界の0.00000・・・%なのではないでしょうか?
そして、誰が先に思いついた、誰が先にやっただの、「パクった、パクッてない」だの言いますが、そんなこと言うのはって小学生レベルのしょうもないこと。あとは利権の絡んだことなんですよ。
パクったというならば、同じ「手法」をあなたなりにアレンジをしただけで、着地点が違えば、丸パクリをしていないと思うんです。
手法を使うとパクるは、似て非なるモノです。
ただし、手法を使うなら、それに「プラスの熟考」し工夫するべきだと思っています。
パクるは労力を割かないこと。一番ダメなことです。
あなたの強みを十二分にいかし、熟考しアイデアを実行することで、唯一無二の物になっていきます。
プラスの熟考は、あなたの努力の結晶となる企画を生み出すでしょう。
僕はNGKで舞台を袖から見させてもらっていて、やはり長年の積み重ねてきた劇場ですので、すごいなあと感じることがたくさんありました。その中でも芸人さんたちが、憧れの先輩の舞台を袖から見て勉強する姿です。客席から見るのと袖で見るのとでは全く違います。袖からの方が漫才をする芸人さんのちょっとした仕草がよくわかる気がします。そうしてステージの芸を見て勉強することで、真似てみて「学んで」行くのです。漫才っていう手法を使って。落語という手法を使って。新喜劇という手法を使って。新しい表現を生み出していく芸人さんや作家さん舞台スタッフを見てきて、自分も負けてられないと思いました。僕は今テレビ・ラジオで、(コロナで今は無理だけど)ステージで。またオンラインで、いつも何か新しい事ができないかと考え、探しています。何かを見つけたら熟考します。そして自分なりの面白さを見つけていくのです。
【今回のつけたし】パクられたらうれしいけどなぁ・・・。なんでみんな怒るんやろ?自己顕示欲が抑えられなくなって、後付けでその理由をつけていくんだろうなあと、アンガーマネジメントの本を読んでいて感じました。