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<人に寄り添う>が重要キーワード

人に寄り添う」ってことが大事だと感じてます。

企画を立てるとき、何がお客さんに優しいのかってところを考えます。

アイデアを思いついては、おもしろくなって、実際にその企画に参加する人たち、サービスを使う人たちを置いてけぼりにして、突っ走ってしまうことがあります。走りすぎて戻ってこれない時もあるほど、その企画立案に夢中になりすぎて、自分の頭の中で作り上げてしまうことがありますよね。

一緒に仕事をしているテレビのスタッフで、今は出世して管理職についてる方ですが、ものすごくテレビの企画になると考えて考え抜く人がいらっしゃいます。 本当に何日も寝ずに考えてきて、ノートにもすごいメモがいっぱいにしてきて、会議で企画を発表しますが、何を言っているのかわからない。どこに向けているのかわからない状態になっているのをよく見かけました。

夢中になると、周囲を置いてけぼりにしてしまうことが多々あります。それを説明して、納得させていく作業が会議では必要になりますが、なかなかいろんな意味で骨が折れますよね。

そんな先輩方を見てきて、自分自身の企画の立案で、創る側もワクワクして、来ていただいた方も喜んでもらえた企画は、「やはりお客様の目線にたって喜んでもらうこと。」でした。

その発想のコツは、【線を引かないこと】

お客様と制作者。お客様だからという崇め。お客様は神様じゃない。一緒に作る仲間。

という立ち位置に立つ事です。

ラジオの番組の企画で、ラジオのパーソナリティが主役ではなく、ラジオリスナーが主役になるようなイベントを考えました。これは元々、深夜のラジオはハガキ職人と呼ばれるリスナーからのハガキで成り立っていたことが始まりだったんですが、ハガキ職人それぞれにキャラクターがあり、それをパーソナリティがしっかりイジッたり、フォローしたりして、和気あいあいと進む、時にはリスナーとパーソナリティが喧嘩したりする。もちろんその喧嘩は遊びなんですが、大阪弁でいう「ほたえてる」感じがたまらなくほっこり、皆が笑顔になる記憶が残っていたからです。

この世界を作りたい。 そう思い、リスナーと遊ぶ企画をいつも考えていっています。

しかし、その意味がわかってくれないパーソナリティさんもいて、説明するも「やりたくない」が先に立つ方もいらっしゃいました。それなら仕方がないので、また自分の中で変化させ、アップデートしていきます。

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お客様が一番喜ぶのは何かを一番に考えること、サービスの利用者が一番喜ぶ姿を想像して、その仕組みを考えていくことが一番大事だと考えています。


【今回のつけたし】「やりたくない」人は、自分のペースが乱れるのが怖いと感じています。無茶苦茶になっても、しっかりした司会者がいれば、必ず戻せるんだけど、人それぞれの得意不得意があるので、無理強いもできないし、悔しいけどここでは引っ込めておこうというフィット感を出すことが僕は多いです。









●感謝の話

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