5行日記で気づいた自分への無意識の偏見
こんにちは。
前回スーパーウーマン達に出会った記事の中で、5行日記を始めます!ということを書きました。
5行日記とは天気、服装、食事、起きた出来事、感じたことの5つを書く日記のこと。
忙しなく過ぎていく日々の中で、自分と向き合う時間を作りたいと思って始めて、もうすぐ3ヶ月になります。
日々その日にあったことを綴っていく中で、自分に起きた変化と気づきがあったので、今回はそのことを書いていきたいと思います。
5行日記の書き方
5行日記の書き方は1日の終わりに、ノートにペンで直筆で書くのがルール。
・・・なのですが、毎日帰宅後は夕食~家事~お風呂~息子の寝かしつけの怒涛のスケジュールで、寝かしつけでそのまま寝落ちする日々の私には夜ゆっくり一息つきながらノートに向き合う時間がどうしても作れず・・・泣
もともと使っていたスケジュールアプリにある日記機能を利用しました!
過去に継続してこのアプリで日記をつけていたのですが、今年くらいから時間的にも気持ち的にも書く余裕がなくなって放置しており泣
「久々だね、また宜しくね。」って気持ちで書き始めました。
一息つけるタイミングを見つけて記入
記入時間も、一日を振り返るためにも寝る前に書くのがルールなのですが、これも前述のようになかなかそこで一気に書くのが難しく・・・泣
通勤中や仕事の休憩中、夜お風呂にお湯を入れているタイミングなどの自分一人でホッと一息つけるタイミングを見つけて少しずつ書きました。
続けて気づいた3つのこと
毎日続けて書いていくと、自分と向き合うことが少しずつできるようになっていきました!そこで気づいたことが3つありました。
1つ目は力を抜くコツが少し掴めたこと。
一息つけるタイミングを見つけた時に、日記も書きつつ少し肩の力を抜くように意識していたら、そのほかの時でも「あ、今力入りすぎているから少し深呼吸しよう」と自分の状態に気づけるように!
もともと力が入りすぎて息するの忘れるような性格なので、自分の状態を少し客観視できるようになったのはありがたかったです。
2つ目は頭の中が整理できたこと。
日記を書くことで
・何が起きて
・どう感じて
・どう対処したか を整理することができて、
混沌としていた頭の中がクリアになりました。
毎日時間が慌ただしく過ぎて行って、「あれ?私昨日も金曜ロードショー見てなかったっけ?」ってくらい1週間があっという間な感覚の中、色々やらなきゃいけないことが多くて、そしてやりたいことも多くて。
頭の中がぐちゃぐちゃになることが多かったのですが、タスクも自分の気持ちもクリアにできました。
最後3つ目はちょっと重いのですが、自分自身に「母親=自分を優先してはならない」という無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)をかけていたこと。
無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)とは:
「自分自身が気づいていないモノの見方や捉え方のゆがみ・偏り」のこと。
多様性理解や、D&Iに関する考えの1つとして使われている言葉です。
例えば血液型で性格を想像してしまったり、女性だから●●でしょ(他人へ)、●●にしなきゃ(自分自身へ)と、無意識の決めつけや押し付けの偏見のことを言います。
日記を書いていく中で、自分のためだけに割く時間や手間をかけていないことに気づきました。
「母親だから、家のことや子どものことを優先しなきゃ」と自分自身に決めつけて、自分を労わる時間を取らないでいたんですよね。
でもそうすると自分の気持ちや体力的に限界が来て、心身の不調に現れたり、イライラしたり、パフォーマンスが低下している自分がいて、無意識の偏見により自分に呪いをかけていたことだったことが悪循環の原因だったことに気づいたんです。
この自己犠牲、誰もそんなことしてって言ってないし、望んでいないんです。なのに、なぜかそうしなきゃって思いこんで、心身ともにヘトヘトになって、表情も暗く、肌はカサカサになり、ほうれい線が目立ち・・・
ぎゃっ!これは何も良いことない!!怖っ!!
(楳図かずおさんの漫画の「ぎゃっ!」ってなっているときの表情をイメージしてもらえたら幸いです)
逃げ恥のドラマの最終回で、百合ちゃんが言ったセリフを思い出しました。
私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの。
あなたが感じているのもその一つ。
自分に呪いをかけないで。
そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい。
そうだね、自分で自分を苦しめるのはやめよう。
悪循環の改善
ということで、最近は自分のためだけに時間や手間をかけることを意識して増やすようにしています。
会社に持っていく飲み物に自分の好きな飲み物を作っていったり、1人時間をもらって本を読んだり。外に向いていたベクトルを少しずつ内側に向けて、自分と向き合うようにしています。
時間は増やすことはできず限られているので、なかなか長時間確保することは難しいのですが、短時間でも他のことを気にせず自分ことだけに集中できる時間があると、本当に気持ちの余裕が違うんですよね。
話は逸れるのですが、息子は1歳になるまで3時間以上続けて寝ることがほとんどなく、産後~11ヶ月は私も3時間以上続けて寝られなくて、息子が成長して初めて8時間続けて寝られた時は朝起きたら全てに優しい気持ちになれて、と思い出しました。
自分のことだけに集中できる時間って本当に大切ですね。
あと、自己犠牲の観点でいうとろくなもの食べていないことに気づいて・・・
家族にはご飯を作るけど、自分は作った時点でお腹いっぱいになっちゃって自分はグミでいいや、とかね。逆にめちゃくちゃ暴飲暴食する日もあったり。
食べたもので身体と心が作られるから、食生活の見直しを始めました!
5行日記の「食事」部分をスマホの健康管理アプリにも入力して、食事の記録と健康状態を把握できるようにしています。
自分で自分を労わる
自分自身と向き合うことで、「大丈夫だよ、頑張ったね。これからも頑張ろうね。」って励ましながら生きていけたらと思います。
この記事は息子が今日お昼寝無く18:00にやっと寝てくれたけど、30分おきに起きる寝ぐずりをトントンしてなだめつつ、寝たら書いて、またトントンして、を繰り返して書きました笑
途切れ途切れに書いたけど、書くことは自分の中で一番自分と向き合える方法で、とてもリフレッシュできました!
成長と共に体力が有り余っていて、昼寝をしなくなってきた息子・・・
昼寝が一切なくなったら、どうなるのでしょうか。お父さんお母さんの先輩、どう過ごしているのか教えてください(切実)
最後までお読みいただきありがとうございました!!
年末が近づいてきて慌ただしくなると思うので、皆さんも自分と向き合う時間を作って、自分のことを労わってあげてくださいね。