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アルモンデごはん 世界のごはんを我が家にアルモンデ

この1週間で食べたもの。鯖サンド、オイキムチ、トルコパン、ババガヌーシュ、空芯菜炒め、こんにゃくの和えもの、ラープ、チャンアチ…。世界の美味しいを適当に楽しむ1週間でした。トルコ、韓国、中国、日本、タイ、全て我が家にアルモンデ。全然本格的じゃないけれど、雰囲気だけはしっかり盗んでます。かつて食べた記憶や、画像や写真からの妄想で作る、世界のご飯。寿司=日本、のように料理名に国籍が付随するような料理って、作者不明で、正解はひとつじゃない。そのおおらかさこそが食文化になるんだろうな。もちろん、いつか本場の本物も食べたい。知らない味に出会う旅がしたいな。



<7月22日>

鯖缶サンド(トルコ)

鯖缶を使う仕事があり、さまざまなメーカーのものを食べ比べしていました。我が家の冷蔵庫は今、鯖の水煮入りタッパーが積み上がっている!毎日鯖を食べているなんて、なんて健康的なの…。
昨日の夕方、パン屋さんで半額になっているバゲットをみた瞬間から、鯖サンド作るぞーと決めていました。すりおろしたニンニク+レモン果汁入りの豆乳マヨを塗ったバゲットに、レタスと玉ねぎ、水を切った鯖を挟んで出来上がり。残っていたタイバジルを入れたら、それっぽくなったかな。バゲットと鯖の組み合わせを考えた人、天才。無心で一本食べました。鯖缶半分完食。まだまだまだまだあるけどね。


<7月23日> 

切干キムチが好き(韓国)

切干大根のキムチは年中食べたいけれど、夏はオイキムチも捨てがたい。だから切干大根でオイキムチを作ります。我が家のなんちゃってヤンニョムは、甘酒、塩麹、ナンプラー、粗挽き唐辛子を混ぜるだけ。その日の気分で甘めにしたり塩気を強くしたりと適当そのものです。ニンニクも入れたり入れなかったり。この日はニンニクなし。塩揉みしたきゅうりと水で戻した割干大根を、ヤンニョムともみもみして冷蔵庫で一晩寝かせました。暑い夏は浅漬け風に、きゅうりも切干もぽりぽり食感がしっかり残るくらいの浅漬けが好み。漬かるのが待ちきれなくて、浅漬けのうちに食べ終わってしまうだけかもしれないけれど。


<7月24日>  

薄焼きパン(トルコ)

我が家から程近い場所にある、トルコ料理のお店、SKY CAFE &RESTAURANT。ここのトルコパンが大好きで、何度もテイクアウトしています。今日も食べたい。でも予定があってお店に行けない。なら作るしかない。インスタのお気に入りに保存しておいた、オーブン不要のトルコパン(by @mocha_kurashiさん)を作ってみました。簡単で美味しいレシピをつくる人って本当にすごいな。生地を寝かせている間に、これまた食べたかったババガヌーシュ「風」も作り、自己満足100%のブランチとなりました。トルコに行きたい。世界は美味しいもので溢れてる。


<7月25日> 

シンプル空芯菜炒め(中国)

大好きな空芯菜の季節がやってきました!
古巣の畑で穫れる空芯菜は、毎年夏のお楽しみ。シンプルな塩炒めがとにかく美味しくて、一袋ペロリと食べちゃう。たっぷりの千切り生姜と一緒に炒めるのが我が家の定番です。暑さに強く、カンカン照りでもすくすく育つ空芯菜。食べると腹の底から元気になる。季節に抗わず暮らしていると、身体も気持ちも負荷なく健やかでいられる気がします。その季節が得意な野菜を食べるのが、一番簡単で楽しい。夏を食べて夏を私の一部にしてしまえばおいいんです。季節にアルモンデ料理するって、いいこと尽くし。


<7月26日> 

夏はさしこん(日本)

暑くなると食べたくなるもの、それは刺身こんにゃく。この日は茹でたつるむらさきとひきわり納豆と一緒に、黒酢醤油和えを作りました。さっぱりちゅるんと食べられる、夏らしい和えものです。
こんにゃく生産全国1位の群馬県出身の父と第2位の栃木県出身の母。小さな頃から、食卓には頻繁にこんにゃく料理が登場していました。私の胃腸が健康なのは、定期的にこんにゃくで胃腸の整理をしていたからかもしれません。ありがとう、こんにゃく。大好きだよ、こんにゃく。



<7月27日>

なすまみれ(無国籍)

7月のアルモンデ料理教室の日。今月のテーマはなすとレタスでした。が、なすが面白すぎてレタスがおざなりになってしまった…ごめんなさい。
千両なす(いわゆる普通のなす)、長なす、水なす、白なす、マーボーなす、様々な種類のなすをそれぞれ違う料理にするのが、楽しくて楽しくて!みんなで味見するたびに「なす美味しー」と言い合うのも、楽しくて楽しくて!いやー、なすって偉大だなぁ。
一つも写っていませんが、ベジラープをレタスで巻いたり、外葉を使って味噌スープを作ったり、ちゃんとレタスも食べました。



<7月28日>

梅チャンアチ(韓国)

韓国料理の教室で、先生が使っている梅シロップ。その自家製梅シロップがすっごく美味しくて、今年は絶対仕込むと決めていました。初めての韓国梅シロップは、先生のレシピ通りに仕込んだお陰で大成功!
シロップもさることながら、梅自体もカリッカリに仕上がって、それが美味しいのなんの。そのまま食べるのもいいけど、コチュジャンと合わせたチャンアチが最高なんです。初めてだからと、1kgしか仕込まなかった弱虫な自分を猛烈に責めています。来年まで仕込めない…。来年まで持つはずない…。食べる幸せと減る寂しさを感じながら、甘辛チャンアチを味わう日々。来年は3kg仕込む。絶対。

「食べるの始末」という、パーソナル料理教室をしています。オンラインと表記していますが、ご希望があればご自宅に伺います。(伺いたい)
ジムのパーソナルトレーナーのように、おひとりおひとりの暮らし、苦手や理想、その時々の状況に合わせて、毎回のクラス内容を決めていきます。
「食べたいものを今アルモンデ気軽に作る」が、この教室のゴール。難しいと思われるかもしれませんが、少し視点を変えるだけで案外すんなりできるようになりますよ。全力でサポートしますので、興味のある方はぜひ体験レッスンしてみませんか?お悩みを話すだけでも、肩の力が抜けて料理が少し気楽になるかもしれません。いつでもお待ちしています。
※このクラスの詳しい内容は、こちらの記事に書いています。




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