365日を生きる。
高校を卒業して就職した会社は自転車メーカー。
配属は全ての部品を管理する部署。
仕事は朝から晩まで、やりがいはあった。
一日があっという間に過ぎるほどに。
仕事が終わり駅まで歩き電車で30分揺られ
スーパーに寄ってから近くの公園で缶コーヒーを買い
そこから自宅まで歩いて10分。
家についてお風呂に入り、夜ご飯を食べると眠くなり寝て次の日を迎える。
ひたすらにこれを繰り返していた。
これがよくあるサラリーマンの日常で
よくある平和で幸せな毎日だったのかもしれない。
会社に与えられた業務をこなしていく毎日は安定で幸せだけどどこか物足りなくて、”生きている”実感がなかった。
自分が生きている時間は会社と寝る時間以外の1時間くらいで
その1時間も何をしていいのかわからない宙に浮いた時間だった。
休日だけが楽しみで休日を待ち遠しく働きまた仕事に行く。
2年くらい働いたころから生きることを疑いだした。
年間120日の休みだけに生きた実感を感じ
残りの245日は会社のルーティーンをこなす
1年は365日あるのに自分は120日しか生きてないんだと感じてしまった。
1年365日を自分が”生きれた”と思える環境に身を置きたかった。
仕事とプライベートに境目なんて必要なかった。
今日の出来事が明日に繋がるようにそんな生き方をしたいと心から思った。
埼玉県から旅立ちまだ4年目
それでもまだまだスタートラインにも立ててないけれど
あの頃に比べると心から”今”を幸せと言える。
人それぞれ価値観は違うからこそ
誰かと比べ合う必要なんてなく
それぞれが自分の規模感で挑戦を繰り返していたらキレイな世界になる。
この言葉は何度でも何度でも言い続ける。
かっこいい大人になって挑戦を続ける人生を歩み続ける。