わたしの夢、弔い
*夢*
エネルギーのことを考える時間の代わりに
今を生きるすべての愛すべきものたちを思って過ごそう。
*夢*
戦略や方法を考える時間の代わりに
心あるものたちの悲壮への哀悼の意をもって過ごそう。
*夢*
自分のことを考える時間の代わりに
今は亡きすべての愛すべきものたちを心から労い、弔おう。
その哀しみこそ、文化だろう。
**寂静**
この未開の地において、真に未開なるは「私」ただ一人だ。
自殺は自然死だ。
そうでないならば、すべての犯人は「私」だ。
また、理解してあげられなかった。
また、手を差し伸べることができなかった。
また、無関心を呈してしまった。
殺人は自然死だ。
殺生は起こりえない!
そう決め込まなければ、「私」は今日も億兆の生を殺す。
その分だけ「私」は死ぬ。
あってはならないことならば、
どうしてそんな言葉や熟語を作ってしまったのだ。
いたたまれない、
という言葉が最もいたたまれない。
感情も意識も「私」ではないという寂しさ、という感覚。
しかしそれさえも「私」ではない、という諦め、静けさ。
今日も今日とて、「私」は過ぎゆくすべての「私」を、ひとつ残らず弔う。
自分の尻くらい自分で拭きたいのだ。
「生きる気力と死ぬ元気」
それさえあれば。いや、
やっぱ別に、なくてもいいか。
大日如来は[+0]
氣は[×1]
見える人には見えるんだってよ。
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