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学習障害を悲観しない!学習障害は現代では稼げる人になれる理由。
こんにちは!
本日は学習障害(LD)について書いていきたいと思います。
なぜ今回がこの話題なのかというと、私自身も診断がついてはいないですが「ADHD」であり、「学習障害」の特徴をたくさん含んでいます。
合わせて息子は診断がついた「学習障害」を持っています。
現代では昔でいうところの勉強が苦手な子というものが、「学習障害」という言葉で表現できるようになり、子供たちにとっては勉強しやすい環境になってきていると感じます。
しかし、「学習障害」と聞くとなんとなくネガティブなイメージがでますが、実際は「稼げる」人の特徴であるとも言えるんです。
では、学習障害とはなんぞやから始め、稼げるようになりやすい理由なんかも独断と偏見でお話します。
学習障害とは
学習障害とは脳の一部の機能に特徴があり、特定の分野において苦手なものが発生することを言います。
おもに学習障害は大きく分けての2種類あります。
言語性学習障害
これは「読む」「書く」「計算する」が苦手な人の分類を指します。
①ディスレクシア
読字障害と言われ簡単にいうと本を読んだり、文章を理解することが苦手な事を言います。文字が歪んでみえたり、大小さまざまに見えたりするようです。
②ディスグラフィア
書字障害といい、文字を書いたりすることが苦手なことを指します。文字のバランスを考えたり、黒板を書き写したり、自分の考えを文字として書く事が苦手ひとが多いです。
③ディスカリキュア
算数障害といい、計算が苦手だったり、文章題が理解できなかったりします。
非言語性学習障害
今回は取り上げませんが非言語性学習し障害は、社会的スキルの取得が苦手なことを指します。
例えば「空気を読む」だったり、協調性だったりと社会活動を行う上で必要なスキルの取得がしずらい人です。
この話題もそのうち書きますね。
私の息子は「ディスカリキュア」
学習障害に関してはすごく勉強しました。
それは息子がそうだからです。
幼少期から言葉の発達や多動性などが医師から伝えられていましたが、実際に小学校に通いだして顕著にでたのは「算数」でした。
数字の概念が理解できないことや作業記憶(ワーキングメモリ)が苦手で、算数が嫌いな印象でした。
算数が嫌いなのではなく、ついていけない劣等感や周りとの違いを子供ながらに感じて嫌になってしまったように感じます。
今でこそ少人数の学校に転校して、学校の先生が親身に教えて頂けるので苦手ではありますが嫌いではないようです。そのあたりは非常に彼にとっては良かったと思います。しかし5年生になった今でも、簡単な足し算は指で数えています。
学習障害の向き合い方
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息子の事を書きましたが、私たち家族はそれを全く悲観していません(笑)
息子にとっては学校の算数がストレスであることは確かですが、本人にも苦手より得意を伸ばそうと言っています。
そうなんです。
学習障害を持っている親が心配するのは、自分の子供が学校でいい点とれない事なんです。いい点が取れないことは、いい学校に行けなくて将来を悲観してしまう部分が少なからずあります。
私たち家族も最初はそうでした。
しかし、色々な勉強や私自身の考えが変わる中で一つの結論が出ました。
これからの世の中は「平均的な人間」は稼げないです。
かなり極論かもしれません(笑)が、真実だと思います。
昔は平均的な人間でなんでもそつなくこなせる人間が重宝されました。学校教育も、そういう人財を育ていたいと思っていたと思います。
しかし現代では平均的な人間は淘汰されます。
このクリエイティブな時代において、なんの特徴もない人は価値が薄れていきます。
そんな中で学習障害は、ある意味強みになる可能性を秘めています。
学習障害の有名人
実は世の中には学習障害の有名人が多く存在します。
①イーロン・マスク
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時価総額世界1位の企業の社長です。Xの社長であり、テスラの社長です。
②トム・クルーズ
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海外の俳優です。彼は俳優には致命的な台本が読めないディスレクシアですが、世界的に有名な俳優です。
③ウィル・スミス
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この方も海外の俳優です。失語症があります。
まだまだ過去の偉人や現代の偉人も、発達障害や学習障がある方が多くいます。
つまり学習障害は弱みである反面で、その他の能力の育て方で突き抜けていく特徴もあります。
学習障害の副産物
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学習障害は苦手なところに目が行きがちですが、実は多くの方はほかの能力が長けていることが多いようです。
算数は苦手だけど語学はめっちゃ得意とか、暗記は苦手だけど計算はすごい得意などです。
どこかが不得意だと、どこかが得意な事があるようなんです。
つまりこの得意をとにかく育てて、突き抜ければ学習障害は乗り越えられると思っています。
学校ではオール3やオール4をとれる子がいいとされますが、社会にでると違います。満遍なくできる子はあまり価値はなく、突き抜けたものが一つあれば食べていけます。
古い価値観を親が捨てる
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いい大学に入って、いい会社にはいるという古い考え方を親が考えなおせば子供は救われます。
なぜか?
世間では、いい大学に入る理由を子供の選択肢を広げるためやいい会社に入るためと教えられます。
昔はそうかもしれません。
今の時代は大学の勉強内容はネットに転がっています。
大学卒業資格を取るためだけに行くのは、もうナンセンスです。
もうよほどの旧帝国大学や早慶上智クラスの学歴でないと、もはや意味を成しません。
それぐらい大卒はマジョリティです。
では価値はどこにあるのか。
それは個人の圧倒的なスキルです。
私たち学習障害とされるお子さんを育てる親は、子供の得意を極限まで育てることが正解だと思っています。
平均な学力なんかいらない。とにかく興味があって好きなものを育ててあげるフォローをする。
それは学問じゃなくてもいいと思います。
ゲームだっていいし、スポーツでもいい、パソコンやその他遊びの延長でもいいでしょう。
その道のスペシャリストが稼げるようになります。
お子さんをよく観察して不得意に目を向けず、得意を見つけましょう。
まとめ
「学習障害」について本日は書いてきました。
結論は、悲観することは全くないということです。
学校で出来ないことをお子さんが落ち込むかもしれません。が、親である私たちはこどもの得意を褒めればいいんです。
できない事に時間を割くのはもうやめましょう。
できる事を突き抜けるようにフォローしましょう。
これが我が家の結論です。
息子はいきいきして、今理科の世界に没頭しています。
良ければ参考にしてください。
有難うございました。
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